こういった疑問↑ にお答えします。
私は、大企業(メーカー)でエンジニアとして8年間勤めた経験があります。
今は家業を営んでいます。
私の同期や先輩で、「会社辞めたい」と言っていた人を何人も知っていますが、結局は辞めない人がほとんどでした。
この記事では、
大企業を辞めたいと思っていても結局辞めない理由
についてお話しします。
目次
大企業を辞めたいと思っていても結局辞めない理由
会社にいた頃に色んな人と話しましたが、誰でも一度は会社を辞めたいって思う時期があるようです。
しかし、ほとんどの人は、踏みとどまります。
その理由を書いてみます。
家族の同意が得られない
結婚している方で、辞めない理由はこれが一番多いと思います。
特に男性の場合、収入が家計の柱になっている場合がほとんどだからです。
家族の収入源が
・大企業勤めの夫
・パート勤めの妻
というパターンは多いです。
この場合、妻はパート先で少し嫌なことがあれば辞めてしまっても家計に影響はありませんが、夫は職場でかなり嫌なことがあっても我慢して働き続けなければなりません。
夫の収入が家計の柱だからです。
大企業の夫の多い給料があってこそ家計が成り立っているような家庭だと、特に辞めるのは大変でしょう。
守るべきものがあると無いとでは、全然制約が違います。
大企業を辞めたいならば、独身のうちに辞めるべきというのは、十分に成り立つ考えだと思います。
給料が下がるのが嫌だ
給料を重要視している人もけっこういます。
家族うんぬんではなく、本人の考えとして給料が大事という人ですね。
確かに大企業にいれば、中小・零細企業の従業員よりもずっと多くの給料が貰えます。
私の先輩は散々会社の文句を言っていましたが、結局辞めることはしませんでした。
私が「辞める気は無いんですか?」と聞いたら
一言「給料が下がるのが嫌だから辞めん」と言っていました。
その人曰く、やりがいよりも給料の方が大事ということでした。
確かにお金だけは誰にでも共通の基準となります。
感じ方は人それぞれですが、お金が一番大事! と考える人がいるのも分かります。
大企業の看板が大事だと思っている
大企業のネームバリューに価値を感じている人もいます。
大企業は誰でも知っているので、そこで勤めているだけでも高い社会的信頼を得ることができるからです。
身近なところで言えば、例えば自分の親戚や昔の友達から「すごいな~」って言ってもらえることの快感がある人もいると思います。
私の昔の知人で、両親は地元で小さな商店を経営している人がいました。
その人は、小さな商店を切り盛りするのがいかに大変か、親の苦労を間近で見てきた経験から、大きな組織の看板にこだわるようになりました。
実際、大学卒業して大企業に入社して、その会社の看板を誇りに思っているようです。
他にも、より社会的な面で言えば、例えば住宅ローンの審査が通りやすいところがあります。
大企業勤務というだけで、銀行からの信頼が高くなるのです。
積み上げたモノを捨てれない
大企業にホワイトカラーで入った人は、中学・高校と成績が学年トップクラスで来て、名が知れた大学を卒業した人ばかりです。
いわゆるエリートコースを歩んで来た人は、そこからドロップアウトすることに抵抗があったりするものです。
自分で言うのも何ですが、私もそうでした。
積み上げて来たものを捨てることには勇気がいるのです。
同じ会社に勤めていた私の知人で、うつ病になってしまい何年間も会社に来ていない人がいました。
精神的に参ってしまうぐらいの状態なのに、会社を辞めようとは思っていなかったようです。
個人的には、さすがにそこまでの状態だったら、辞めて新しい会社で頑張った方がいいのではないかと思いました。
それでも、積み上げたモノを捨てることができなかったのだと思います。
まだ我慢できる
良くも悪くも、まだ我慢できるという人も多いです。
仕事が忙しく、毎日歯車のように働いて、怒られることがあっても、週末趣味で発散すれば大丈夫! という人もいますし
大変で当たり前と思っている人もいます。
まぁ、我慢できるという人は辞めようと思わない人が多いですが。
無理なく耐えられるのであれば、それは理想的なのではないでしょうか。
まとめ
大企業を辞めたいと思っていても結局辞めない理由
についてお話ししました。
以下のようなものがあります。
●給料が下がるのが嫌だ
●大企業の看板が大事だと思っている
●積み上げたモノを捨てれない
●まだ我慢できる
大企業から他の大企業への転職は有りか?
大企業を辞めようと思っても踏み留まる人が多いのは前述のとおりです。
私のように中小・零細企業に移るとなると、色々とクリアしなければならない問題も出てきますが
他の大企業に転職するのであれば、まだその壁は低いと言えるでしょう。
大企業から他の大企業への転職を考えている方には
転職エージェントと口コミサイトへの登録をお勧めしています!
転職エージェントで担当者と話すことによって、自分の市場価値を知ることができますし、情報を提供してもらうこともできます。
また、知りたい会社の情報は口コミサイトを見ると書かれています。
おすすめ転職エージェント
転職エージェントとして有名どころと言えば、まず求人数国内ナンバーワンで、実績・ブランドともに確立されているリクルートエージェントがあります。
リクルートエージェントの特徴は、求人情報の多さです。
知名度・評判とも高いため、多くの企業の情報が寄せられています。
キャリアアドバイザ ーと連絡を密にとり、圧倒的な数の求人の中からあなたの希望に合う企業を探してみると良いでしょう!
他にも有名どころとして、Doda エージェントがあります。
リクルートと同じく多数の求人情報を有しており、転職者の満足度 No1となっています。
登録している人であれば無料で受けることができるイベントやセミナーも開催されています。
これら転職エージェントのキャリアアドバイザ ーは求職者と向き合いますが、企業への営業は他の担当者が行っている場合が多いです。
企業内部の詳細な情報は、口コミサイトからも得るようにした方が良いでしょう。
口コミサイト
転職会議や OpenWork に登録すれば、自分が知りたい企業の情報の口コミを入手できます。
【Openwork】国内最大規模の就職・転職のための社員口コミサイト
口コミは、以下のような項目について書かれています。
●組織体制・企業文化
●入社理由とギャップ
●働きがい・成長
●女性の働きやすさ
●ワーク・ライフ
●退職検討理由
●強み・弱み・展望
●経営者への提言
今現在その企業の従業員である人、あるいは元々その企業で働いていた人が書き込んだ口コミですので、リアリティに富んだ情報に触れることができます。
※ずっと口コミを見れるようにするためには自分も口コミを書く、提携している転職サイトに登録する、などする必要があります。
大企業を辞めたいと思っていても、辞めない理由は何ですか?