私の社会人生活は大企業(大手メーカー)でスタートしました。
エンジニアとして8年間勤務した後に辞めて、現在は家業を営んでいます。
私もまだまだ若いですが、景気のいい時代と悪い時代の両方を経験しているので、自信持って言えます。
人手不足と言われている今こそが転職のチャンスです!
目次
転職は今がチャンス! 不景気になる前に! リーマンショックの時の記憶
なぜ今が転職のチャンスかと言うと、今は景気が良くどこの企業も求人を出しているからです。
景気が悪くなると、転職は全然できません。
そして、いつ景気が悪くなるかは分からないものです。
さて、景気の良し悪しの影響を、有効求人倍率で見たいと思います。
有効求人倍率とは、ざっくり言えば
求職者に対する求人数の割合です。
有効求人倍率 = 求人数 / 求職者
●1を大きく超える・・・企業は人手不足の状態
●1を大きく下回る・・・求職者は働き口が無い状態
景気がいい時ほど、この数値が大きくなり、逆に景気が悪いと低くなります。
有効求人倍率の推移
さて、有効求人倍率の推移は以下のようになっております。
今は 1.6ぐらいあり、過去と比較してもとても高い状態なのです。
求職者1人に対して 1.6社の企業が「是非うちに来て下さい!」って、旗を揚げてる状態です。
1970年代の高度経済成長期や、1980年代のバブル期と肩を並べるかそれ以上の状態です。
有効求人倍率は景気が良くなるとピーンと上がり、逆に悪くなるととストンと落ちます。
いつかは分かりませんが、どこかでまた景気が悪くなり落ちることでしょう。
リーマンショックの時に何が起こったか?
さて、私が新卒で大企業に就職した時期は、まだ不景気と言われている時代でした。
そこから徐々に景気が回復して行きました。
社内でも会社の調子が良くなっていることをよく耳にしました。
そして、会社の新卒採用数も増えて行きました。
緑色の部分は、私が大企業に在籍していた時期の推移です。
このまま景気が良くなり続けると思いきや、忘れもしない大不況が訪れました。
そう、リーマンショックです。
今の20代の方は詳しく知らないかも知れません。
この時期のことは強烈に頭に残っています。
全国的に企業の新卒採用は冷え込みました。
私がいた会社もかなり減らしており、私が就活した年を下回っていました。
そして、さらに会社は現状の費用も絞る必要がある状態でした。
売上が立たないので、費用を減らす他ないからです。
大企業の場合、まずは派遣社員や外注業者にかかっている費用を抑えに行きます。
社内に常駐の派遣社員や外注業者の人数を必要最低限に抑えるため、多くの人が社内から去って行きました。
派遣社員や外注業者の人は不安定な立場に置かれているのです。
自社から送り先の企業に送り込まれますが、送り先の企業の調子悪くなれば、自社に戻らなければならないからです。
そして、人によっては戻った後に会社をリストラされたりもしたようです。
私のプライベートでの友人も、派遣社員でしたがリストラされていました。
その友人は、その後2年間定職に就くことができずに、警備や日雇い肉体労働で生計を立てていました。
幸い当時私がいた会社(大手メーカー)は、正社員のリストラはありませんでした。
ただ、同じ大手メーカーでも会社によっては正社員のリストラを行なっているところもありました。
結局景気がいい時でないと転職は難しくなる
さて、このリーマンショックの時期の経験から言えることは、
人材派遣会社や請負専門の会社の従業員は、不況時には真っ先にしわ寄せが来るということです。
そういうしわ寄せを喰らってはじめて、派遣社員や請負の立場は不安定だと気付くのです。
リーマンショックが来る前は景気が良かったので、割と転職はしやすかったのです。
ただ、それでも大部分の人達は動こうとしませんでした。
不景気になって自分の立場の不安定さに気付いてから、「動いておけば良かった」と後悔しても遅いのです。
ですので、現状に不満があり転職を検討している方は、できる限り早く動いた方がいいです。
今がチャンスですよ!
まとめ
2019年はまだ企業も人手不足の状態が続いています。
転職のタイミングっていつか? と聞かれれば間違いなく今でしょう。
いつ不景気になるか分かりません。
そして、不景気になったら転職はできないと考えておいた方がいいですよ。
一歩踏み出したい方はすぐに動こう!
今は転職活動は売りげ市場です!
本当に不景気が来てからだと転職などできなくなるので、現状に不満があり一歩踏み出したい方はすぐに動きましょう。
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転職のタイミングっていつがいいですかね?