仕事しない・仕事できない上司の下についたときの対策【大企業の仕事】

上司が、部下に仕事を丸投げして全然仕事しません。。

困りますし、腹立ちます。

上司が、入社3年目の僕から見ても仕事ができない人で、困っています。

後ろ盾がいないことに不安を感じます。

このような悩み↑ を抱えている大企業の若手社員はけっこういると思います。

私は大企業で8年間、エンジニアとして勤務した経験があり様々なタイプの上司の下で仕事しました。

RYO
あまり良くない上司の下についたこともあるので、上記のように悩む人の気持ちはとてもよく分かります。

ですが、そういう上司の下についたときこそ、自分が成長するチャンスです!

この記事では、仕事しない・仕事できない上司の下についたときの対策についてお話しします

仕事しない・仕事できない上司の下についたときの対策【大企業の仕事】

仕事しない・仕事できない上司の下についたときの対策【大企業の仕事】

どのように対策すればよいのか、以下のようなことが必要と考えます。

●チャンスと捉える
●上司を当てにせずに自分で何とかするマインドを持つ
●責任は上司に取らせる
●時には逃げる
●さらに上の上司を頼る

チャンスと捉える

自分が置かれた環境を嘆くのではなく、前向きにチャンスと捉えましょう。

上司が仕事しないということは、自分がやらざるを得ないからです。

そして、それにより自分のスキルは大幅にアップするからです。

私も入社2年目から2年半、そういう上司の下につきました。

最初は他の同期の環境を羨ましく思ったり、何で自分が大変な思いをしなければならないんだ、と周囲に愚痴ったりもしていました。

しかし、そうしても意味がないことに気付いたのです。

同じ課で私の他にも2つ上の先輩がその上司(課長)の下にいましたが、その人は全てを自分でやってやる!ぐらいの意気込みで仕事していたのです。

そして、すごい高いスキルを身に付けていました。

それに気付いた時、自分も置かれた環境を嘆いている場合ではなくその先輩のようになりたいと思い、意識を変えました。

それから2年間で随分とスキルアップしたと思います。

上司を当てにせずに自分で何とかするマインドを持つ

自分で何とかするマインドは大事です。

仕事をしなかったり、全然できない上司を当てにしても何の意味もないからです。

役職による権限が必要なこと以外は、上司の範囲の仕事でも自分がやってしまうつもりでいましょう。

本来であれば上司がやるべき仕事を、下っ端のうちから経験できるのはラッキーなことです。

ワンランク上の仕事をすることで、経験値が大幅にアップするからです。

私は入社3年目のときに、本来は上司がやるべき以下のような仕事を経験しました。

●開発のDR(デザインレビュー)で役員の前でプレゼンする
●国内のメーカーに開発の進捗報告に行く
●海外のメーカーの技術顧問が来社した時に英語でプレゼンする

これらは、本来は係長の後半から課長クラスの人がやるべきことでしたが、当時の課長が逃げ腰で、私に無茶振りしてきたのでした。

私はさらに上の上司(室長)に相談して助けてもらいながら、何とかこれらの業務をやり切りました。

その時はギリギリのところで踏ん張っていましたが、今思えばよい経験ができたと思っています。

RYO
皮肉な話ではありますけどね。

責任は上司に取らせる

忘れていけないこととして、何か問題が起こったときに下っ端に責任は取れないということがあります。

背負う必要のない責任まで背負うことはありません。

責任は上司が取るべきものです。

というよりも、大きな組織では下っ端が責任を取ることなどできないのです。

では上司に責任を取らせるためにどうすれば良いのか? ということですが、大事なことは報連相です。

RYO
上司にはやはり仕事の進捗はしっかりと伝えるようにしましょう。

たとえ形だけでもです。

部下から報告・相談を受けたら、上司はそのことについて知らぬ存ぜぬと言うことはできなくなるからです。

何か問題が起こっても、報告を受けている以上は上司の責任になります。

仕事ができない上司へ報告すると、なかなか理解して貰えず、的外れなことを言われることも多いので大変です。

ですが、報告をしっかりしていないと自分が責められても仕方が無くなってしまうので、そこだけはしっかりやっておきましょう。

時には逃げる

時には逃げることも必要です。

社内の会議などに上司の代わり出向いていると、時に課としての意思を問われるようなこともあります。

そのような時は「それは私では判断しかねます。」と言って逃げるべきです。

上司の代わりに会議に出ていても、大事な判断まではする必要はありません。

持ち帰って上司に判断させましょう。自分が出るべき会議に出ていないのですから。

下っ端は、自分の身を守ることも大切です。

言い方を変えれば、下っ端だからこそ逃げ道は用意されているのです。

さらに上の上司を頼る

上司が当てにならなければ、さらに上の上司を頼りましょう。

私は、先に書いたように入社2年目でいまいちな上司(課長)の下についたときは、上の上司(室長)を頼りに仕事をしていました。

具体的には、以下のようなことをしていました。

●相談は課長だけにではなく、同時に室長にもする
●外部への大事な報告の際には課長だけではなく、室長も連れて行く
●外部に送るメールのCCには課長だけではなく、室長も入れる

こうしておくことで、逐一室長にも仕事の状況を報告・相談できました。

入社して数年の若手に全く上からのフォローがないのはあまりにもきついです。

直属の上司がダメなら、さらに上の上司を頼りましょう

上の役職の人はしっかりした人が多いからです。

厳しいことを言われることもあるかも知れませんが、必ずあなたが置かれた状況を理解してくれます。

そして、自分が直接助けるか周囲に話を通すなどして、必ずあなたに援護が入るようにしてくれるはずです。

上に直談判すれば上司を変えてもらえるかも

上に直談判すれば上司を変えてもらえるかも

直属の上司があまりにもひどくてストレスが溜まったり、精神的におかしくなりそうだと言う人は、

そうなる前に、さらに上の上司に直談判してみましょう。

直属の上司を変えてほしいと。

そうすれば変えて貰える可能性があります。

自分がボロボロになりながら耐える必要などありません。

私の元同期は、ひどい課長の下で一年間ぐらいずっと辛い思いをしていました。

そして、ある日部長に突然そのことを伝えたようです。その人の下を外してほしいとも。

そうしたらすぐに計らってくれて、その人の下を外したもらうことができました。

伝えなければ何も始まりません。

なお、一般的には悪い人ではなくても個人的には合わな過ぎてストレスが溜まる場合もあるでしょう。

そのような場合も、自分の視点で話をすれば良いでしょう。

自分が感じているようにしか伝えようがないからです。

この場合、大事なのは一般的な視点ではなく、自分との相性なのです。

まとめ

仕事しない・仕事できない上司の下についたときの対策についてお話ししました。

大企業にいて、こういう上司の下で困っている人は、この記事の内容を参考にして実行して頂きたいです。