社会に出る前に学生時代にやってよかったこと、やっておけばよかったこと

社会に出た後のことを考えて、学生時代にやっておいた方がいいことってありますか?

こういう疑問↑ にお答えします。

自分は社会人になってからけっこうの年月が経ちました。

学生時代を振り返ってみたいと思います。

そして、社会人として働く上で学生時代にやっておいて良かったこと・もっとやっておけば良かったことをあげてみたいと思います。

こういうことって結局後で振り返ることでしか正解は分からないです。

RYO
自分の学生時代と今の大学生では生きた時代が違うので、どこまで参考になるかは分かりませんが、

今現在学生である方にとって少しでも参考になればという思いであります。

社会に出る前に学生時代にやってよかったこと、やっておけばよかったこと

社会に出る前に学生時代にやってよかったこと、やっておけばよかったこと

さて、社会人になってから感じた

●学生時代にやっておいてよかったこと
●学生時代にもっとやっておけばよかったこと

を書いてみます。

学生時代にやっておいてよかったこと

サークル

学部生の4年間サークルに所属していました。

定期的にアウトドアなどのイベントや飲み会を行う、まぁいわゆる普通の学生サークルではありますが、入っていて良かったと思います。

社会に出てからは、必ず組織に属さなくてはなりません(フリーランスという選択もありますが)。

組織の中では、皆でワイワイと議論しながら仕事を進めます。人と人とのコミュニケーションが仕事をする上で一番大事なのです。

学生時代にコミュニケーション能力は上げておいた方が良いでしょう。

また、イベントを運営するための計画と実行の過程を多く経験することは社会人になってからの仕事にも活きてきました。

そして、何よりも学生時代という遊ぶべき時期にはしっかりと遊んだ! と後から思えます。

学生時代を思い浮かべると、真っ先にサークルのことが浮かびますからね。

恋愛

これも学生時代に、人並みには経験できて良かったです!

学生時代からの恋人がいる人以外は、社会人になってからも恋愛で彼女を見つけなければならないですが、いかんせん忙しくて時間がありません。

社会人の場合、職場に出会いがないと合コンなどに出て相手を見つけなければならないので、フットワークの軽さや瞬発力が必要になります。

個人的には、社会人になってからいきなりフットワークの軽さや瞬発力が必要な恋愛をするのってけっこう大変だと思うので、時間に余裕がある学生時代に経験しておいた方が良いでしょう。

英会話

学生時代の私は将来は海外で働きたいと考えて大学4年生から大学院2年生の3年間、英会話教室に通っていました。

結局海外勤務をする前に会社は辞めたわけですが、この英会話教室で身に付けた英語力はエンジニア(技術者)の仕事をする上ですごく役に立ちました。

海外にも会社の拠点があったので、そこのローカルスタッフと英語のメールでやり取りしたり、電話会議をすることもありました。

また、顧客の偉い人が来社したときにプレゼンをする機会もありました。

英語ができる人材は社内に意外と少なかったので重宝され、英語が必要な仕事は私のところに来ることが多かったです。

参考までに、大企業で必要な英語力についてはこちらの記事↓ に書きました。

海外一人旅

長期休みに、タイやスイスなどに1人で半月以上旅に出る経験を重ねました。

先に書いた英会話の力を試したいという気持ちと、自分一人で異国の地に行って帰ってくることをやり遂げたい! という気持ちからです。

異国の地は文化が違い、触れるもの全てが新鮮でした。

長期滞在ではありませんでしたが、10年以上月日が流れた今でも一人旅のことはよく思い出します。

集団塾のバイト

集団塾で高校生のクラスを担当していました。

大学生の頃は高校のときの勉強内容をよく覚えていたため、学力面はまったく問題なく対応できましたが、最初は人前で話し慣れていなかったので苦労しました。

それでも何回も教壇に立っていると慣れてくるもので、1年経つ頃には何も緊張せずに自分のペースで話すことができるようになっていました。

ここでの経験は会社に入ってからのプレゼンにすごく役に立ちました。

会社に入ると人前で話す経験は多くなるので、そのための練習は学生時代からしておいた方が良いでしょう。

大事なのは場数です。

学生時代にもっとやっておけばよかったこと

社会性があるバイト

先に書いたように塾の講師のバイトをやっていて役立ったのは間違いありません。

ただ、他にももっと社会性のあるバイトを経験しておけば良かったと思っています。

コンビニ、飲食店など接客マナーが身につく仕事や、営業など交渉力が身に付く仕事を経験しておきたかったです。

会社に入ってからの日々の仕事に必要なことは学力ではありません。

社会人としてのスキルなのです。

バイトとは言えこういう経験しておけば社会に出てから最初の一歩が全然違うと思います。

飲食店

社会人になってから大半の仕事で大事なことは、コミュニケーション能力です。

もちろん業種によって異なる部分はありますが、仕事ができる人が共通して持っているのがコミュニケーション能力です。

大学生のバイトの定番は家庭教師です。決して簡単なバイトではありませんが、社会に出てから必要なスキルは残念ながらあまり身に付きません(その道のプロになる場合以外は)。

人と積極的にコミュニケーションを取る必要がある、社会性のあるバイトを経験することをおすすめします。

自分でゼロから何か作り上げる経験

なかなか難しいですが、自分でゼロから何か作り上げる経験もしておけば良かったかなぁと思います。

ゼロから作り上げるのは大変なことです。

自営業となった今新しいサービスを考えるのに試行錯誤する自分がいます。

学生時代でも例えばサークルをゼロから立ち上げてみるとか、自分のホームページを立ち上げてみるなど、何かを生み出すことをもっとやってみれば良かったと思っています。

そのゼロから作り上げる経験が社会に出てから役に立つこと間違いありません。

インターンシップ

インターンシップも探せばたくさん募集があったはずなので、やっておけば良かったと思います。

何となく、社会との接点を早い段階から持つことを拒む自分がいました。

でも結局最後に行き着くのは社会なのですから、そこに片足を踏み入れる経験ができるのであればそんなに有難いことはありません。

インターンシップを経験しようとする人は意識が高い人ばかりで、学生全体の中では少ないと思います。

だからこそ経験しておけば大きなアドバンテージになると考えます。

ホームステイ

これもやろうと思っていて計画倒れで終わりました。

先に書いたように海外の一人旅は何回か経験しましたが、ホームステイという形で長期滞在もしてみたかったです。

英語力を高めることもそうですが、今思うとある程度長い期間日本以外の環境に身を置くことに意味があると思います。

日本では常識であることも他の国ではそうではなかったり、考え方も国によって全然違っているので、そういう経験をすることが後々に活きてくることは間違いありません。

会社でも海外の拠点のスタッフとやり取りすることも多く、文化の違いを感じることがあるからです。

日々考えること

これは言葉のとおりです。

学生時代は「考えること」の意味が分かっていませんでした。

一般的に考えることができている学生は少ないので、だからこそそれを習慣化できている人はアドバンテージがあるのです。

何でも良いです。

日頃目にして疑問に思ったことを掘り下げて、調べながら考えるのはとても良い習慣です。

分かっている人に教えてもらうのも知識が増えるので良いのですが、考えることによって推定力が身に付き、社会に出てからも役立つのです。

社会に出てから向き合うことは、答えが分からないことばかりです。

そんな時にモノは言うのは考える力だと思いませんか?

社会人になってからは、まず考えて実行して、また考えて実行するというトライアンドエラーを繰り返すことが多いのです。

思考力を磨くために以下の本がとても参考になります!

就職活動の面接での自己 PR は経験がものを言う

就職活動の面接での自己 PR は経験がものを言う

就職活動の面接では、学生時代に力を入れたことと自分の長所を必ず聞かれます。

学生時代に単に大学で講義を受けていただけでは、何に力を入れたかとても話しにくいです。

いや、話せることがありません。

学生が講義に出て卒業するのは当たり前のことで、そんなこと話しても何の差別化にもならないからです。

絶対に経験を話す必要があるのです。そして、自分の長所もその経験と絡めて話ができるのが望ましいです。

もっと言えば、その経験を希望する会社に入ってからどう活かせるかまで話せる、あるいは匂わせることができればベストでしょう。

すべての起点は経験です。

とにかく、色んなことをたくさん経験するようにしましょう。

私の学生時代から社会人である現在まで

私の学生時代から社会人である現在まで

私自身がどういう過程を経て社会人になったか、一応お話しさせて頂きますね!

私は、国立大学の工学部出身です。

4年間の大学生活の後、大学院に進学し2年間を過ごしました。

工学部の学生は8割方、大学院まで進学していました。

なぜかと言えば工学部には、就職に際して学校推薦という企業に優先的に採用してもらえる枠があり、推薦枠を希望する学生が定員オーバーになった場合、大学院2年生の方が学部4年生よりも優先的に推薦枠に入れてもらえたからです。

皆、就職で良い企業に行くために大学院まで進学するのでした。

私が就職した企業は、自動車部品メーカーで技術系のホワイトカラーとしての採用でした。

エンジニアの仕事は様々な種類のものがありますが、私はずっと開発・設計の業務に携わりました。

技術を身につけることは元より、組織が大きいのでマネジメント力も必要で、必死になって毎日仕事をこなしていました。

しかし、自分の希望が通りにくい環境に嫌気がさして大企業を辞めて家業を継ぐ決意をしました。

資格が必要な仕事なので働きながら必死になって資格を取得し、現在それを生業として働いています。

まとめ

社会に出たからこそ分かる学生時代の経験の大切さがあるわけです。

学生時代にはとにかくフットワークを軽くして色んなことを経験しましょう!

あとあと役に立つことは、机上の勉強よりも目で見て身体で感じて血肉となっている経験です。