中小企業から大企業へ転職した際に受ける感動・衝撃

今中小企業にいるけど、大企業への転職を考えています。

大企業ってどんな感じなの?

というように、大企業の環境を知りたい方は多いと思います。

私自身は大企業で8年間勤務した後、零細企業(家業)に転職しました。

零細企業の経営は大変ですが、今は転職して良かったと思っています。

しかし、思い返せば転職した直後はかなりのカルチャーシャックを受けました。

さてさて、私とは反対に中小企業から大企業に転職した人はどう感じるのでしょうか?

この記事では、中小企業から大企業に転職した私の知人Aさんが感じたことをインタビューしたものをまとめます。

大企業で働きたいと思っていた人にとっては、良い意味での感動・衝撃が大きいようです!!

中小企業から大企業へ転職した際に受ける感動・衝撃

中小企業から大企業へ転職した際に受ける感動・衝撃

まず、私の知人Aさんの転職前の経歴をざっと書きますね。

知人Aさんの転職前の経歴
●年齢 30歳
●前職 ある自動車部品の設計を行う中小企業
●職種 技術系
●学歴 私立理系の学部卒
●年収 推定 500万円前後

会社に入社して8年目、もうすぐ係長になるというタイミングでの転職です。

転職先の会社は、従業員数万人の大手自動車部品メーカーで、技術系のホワイトカラーの中途採用でした。

失礼ながら、彼は新卒採用では大企業にホワイトカラーで就職できるほどの学歴の持ち主ではなかったのですが、

転職活動では、面接で前職での経験をどのように活かせるか? を重要視されるので、それを面接で上手に話すことができて採用されました。

そういう意味で、転職では学歴の影響は少なくなっていると言えます。

RYO
大企業に転職したいと思った理由は何ですか?
知人Aさん
自分にとってステップアップになると思いましたし、給料も上げたかったからです!

彼は、大企業にいた時期の私とは反対の考えを持っていました。

私自身は大企業で働き続けることに疑問を感じて辞めた立場ですので。。

ですが、今大企業を客観視すると良い点はたくさんあります。

さて、本題である私の知人 Aさんが大企業に転職した後にどう感じたか? について書いて行きますね!!

給料・福利厚生の充実

やはり給料が増えたことには、大きなメリットを感じたようです。

知人Aさん
前職よりも、残業代含めて 200万円ぐらい年収が増えました!

あと、福利厚生がめちゃ充実しているというのもビックリしたそうです。

給料が高い上にお金が溜まっていくようになっていて、従業員に手厚いと言っていました。

家族手当が出たり、食費が安かったり、社宅の費用が安かったりと、前職よりも明らかに恵まれているということです。

ちなみに私が大手メーカー(知人Aさんの転職先とは違う会社)にいた頃、係長に昇格する直前の給料明細は以下の記事 ↓ で公開しておします。

福利厚生のことも分かるかと。

IT 化が進んでいる

以前の会社では、IT 化は今一つ進んでいなかったようです。

他の従業員と打合せするときには、いちいち電話やメールで予定を確認していたのが、転職後は Notes というソフトを使って社内の全従業員の予定表が見れて打合せの設定が簡単に行えるということです。

また、出張するときにはネット上で申請するだけで切符の手配や、昼食代の精算が簡単に行えることにも驚いておりました。

前の会社では、立替払いして事後精算でした。

知人Aさん
IT 化による仕組みが整っていて進んでいますね!

また、日々の仕事でも手書きの資料を回すということはなく、資料は全てエクセルやパワーポイントなどのツールを使って作成することにも驚きました。

その人自身は、元々そういったツールを使うことができましたが、ただ周りは高齢の人も多かったのでなかなか会社全体はそのようにはなっていなかったようです。

勤務管理システムがしっかりしている

前の会社では、勤務管理システムはしっかりしていませんでした。

自分で一日の勤務時間を計算して、残業代がある場合には紙の出勤簿に記録しなければなりませんでした。

知人Aさん
残業時間の計算も紙への記録も面倒臭かったです。。。

それに対して、転職後は各従業員に配られている ID カードを門で機械にかざせば「ピッ」と出勤時間が記録され、逆に退社時にも門で機械かざすだけで退社時間が記録されます。

これにより、残業時間の計算などの手間が省けたと喜んでおりました。

また、残業時間を短くごまかしたりできないように、いい意味で従業員の労働環境に配慮されています。

組合があることで、労使の関係が適切にされており、従業員を馬車馬のように働かせるようなことがないのも大企業のメリットと言えるでしょう。
(まぁ、大企業でもひどい会社はありますけどね。。。)

従業員が若い

前の会社では50台の従業員の割合が高かったのに対して、転職後は20~30台の割合が明らかに高いということです。

一番身体と頭が動く世代を中心に会社が回っているというのは、良いことですよね。

知人Aさん
会社が明らかに若いです!

上司に何か相談した場合にも、理解が早く適切なアドバイスが貰えるというのもだいぶ違うようです。

前職では、上司に仕事の内容を理解させることに随分と時間がかかったとか。

無駄を徹底的に省いている

無駄を徹底的に省いているのにも驚いたようです。

●昼休みにはフロアの電気は全部消えていて、節電を徹底している

●資料をプリントアウトするときは、A4の4アップ両面での白黒印刷が義務付けられている

など、コストを削減する意識が高いと言っていました。

知人Aさん
前の会社では、社長がコスト削減を言い出しながら、自分でルールを破っていました。。

それでは下に浸透するはずはありませんよね。。

会社の社会的信頼が高い

知人Aさん
どこに行っても会社の名前が通じます!

これも中小企業から転職した人にとっては大きなメリットのようです。

私は逆を経験しているので分かるのですが、確かにそれはあると思います。

小さな会社はネームバリューがありません。

周りの人に仕事のはなしをするときも理解が早いし、家を建てるための住宅ローンもとても組みやすいそうです。

大企業への転職を希望するあなたへ

大企業への転職を希望するあなたへ

私の知人は上記のように、元々大企業に行きたいと考えていて実際に転職して、とても合っていたという望ましい事例です。

しかし、大企業には合う・合わないがあるのも事実です。

メリット・デメリットをよく比較してご自分にどちらが合うかよく考えて頂きたいと思います。

こちらの記事↓ に、メリット・デメリットについて書いていますので参考にして頂ければと思います。

メリットには以下のようなものがあります ↓

大企業で働くメリット

デメリットには以下のようなものがあります ↓

大企業で働くデメリット

まとめ

中小企業から大企業に転職した私の知人が感じたことを、インタビューした内容をまとめました。

上記のように、その人にとっては良い意味での感動・衝撃が大きいということでした!!

大企業への転職をお考えの方はメリット・デメリットをよく比較した上で、メリットの方が上回る場合には一歩踏み出して頂きたいと思っております。

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また、知りたい会社の情報は口コミサイトを見ると書かれています。

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●強み・弱み・展望
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今現在その企業の従業員である人、あるいは元々その企業で働いていた人が書き込んだ口コミですので、リアリティに富んだ情報に触れることができます。

※ずっと口コミを見れるようにするためには自分も口コミを書く、提携している転職サイトに登録する、などする必要があります。