大企業では優秀な人材が抜けても仕事が回る理由

大企業って優秀な人材が多いって聞きます。
RYO
う~ん、たしかにできる人は多いですけど、ずば抜けて優秀な人材は全体の1割ぐらいという感覚ですね。

私は大企業(メーカー)で8年間、エンジニアとして勤務した経験があります。

1つの部署に120人ぐらいの従業員がいましたが、部署内で自分が所属する課は2~3年で変わります。

ずば抜けて優秀な人は、やっぱり部署内でも重宝されます。

仕事でエース的なポジションを任されますし、上もそういう人を直属の部下にしたがります。

それでも、優秀な人がずっと同じ課にいるわけではなく、部署内の他の課に移ったり、海外勤務になったり、顧客先へ出向する場合もあるわけです。

ずば抜けて優秀な人が課から抜けると、損失は大きくないですか?

抜けた後、ちゃんと仕事回るんですか?

RYO
確かに損失は大きいです。

でも、仕事は回るものですよ!

えぇっ!! て思われる方もいるかも知れませんが、大企業では優秀な人材が抜けても仕事が回るのです。

その理由についてお話ししますね。また、それを踏まえて大企業で働く上での心構えについてお話しさせて頂きます。

大企業では優秀な人材が抜けても仕事が回る理由

大企業では優秀な人材が抜けても仕事が回る理由

なぜ大企業では、優秀な人が抜けても仕事が回るのか?

その理由を一言で言えば、仕組みが優れているからです。

仕組みには以下のようなものがあります。

●従業員同士が協力し合う
●他人のノウハウを使える
●従業員数が多いから相互に補完し合える
●仕事から個別性が排除されている

従業員同士が協力し合う

仕組みと言ってどういうものが思い浮かぶでしょうか?

まず、基本的に社内の従業員同士は協力し合うことが前提になっています。

もちろん、時には部署 対 部署の対立などあったりはしますよ。

それでも、最終的には調整して協力し合います。

大企業の仕事は、ゼロからビジネスパートナーを探すのではなく、社内で何とかなることがほとんどなのです。

他人のノウハウを使える

また、過去に先人たちが築き上げたノウハウをすぐに使うことができます

エンジニアであれば、イントラネットで技術報告書を検索して探すなどできるので、新しい取り組みを始めるにしても、過去のノウハウを参考にできるわけです。

リアルタイムの情報収集は担当者に聞かなければなりませんが、教えてもらえないなどということはまずありません。

先にも書いたように、従業員同士協力し合うことが前提だからです。

また、仕事が細分化されているので、一人の人間が全てのノウハウを抱え込むということもありません。

従業員数が多いから相互に補完し合える

従業員数が多く、完全に一人で仕事をすることはあり得ません。

常にチームで仕事をするので、少々能力が低い人がいてもカバーできるのです。

仕事から個別性が排除されている

仕事自体が、誰が担当してもアウトプットが大きく変わらないようにできています。

仕組みの活用こそが大企業の仕事だからです。

同じ仕組みを使えば誰がやっても同じ結果が出るのは、感覚的に分かりますよね?

大企業の従業員における仕事ができるできないの差は、仕組みをどう使うかという思考力や調整力の差なのです。

一人の天才の閃きによって仕事が成り立つといったものではありません。

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中小・零細企業では仕事が属人的な面が否めません。

それとは違い、仕事から個別性が排除されていることこそが大企業の強みなのです

大企業で働く上での心構え

大企業で働く上での心構え

さて、先に書いたことを踏まえ、大企業で働く上での心構えについて書きたいと思います。

大企業の従業員である以上は仕方がないというか、そういうものだと受け入れなければならない内容です。

その上で楽しめる人が、大企業勤務に合っているのだと思います。

以下のようなものがあります。

●自分の存在を受け入れながらも自分の価値を信じ続ける
●仕組みの力を自分の力と勘違いしない
●与えられた環境を思い切り楽しむ

自分の存在を受け入れながらも自分の価値を信じ続ける

大企業の従業員である以上は、自分は全従業員数万人分の中の一人であり、豆粒のような存在です。

それは動かしようもない事実です。

ただ、それでも自分は替えがきかない人材だと、どこかで思い続けることが大事なのだと思います。

あ、そういう私は、そう思えないから辞めたわけなんですけどね。

ですから、逆に言えばそう思えないとそこで働き続けることって難しいと思うんですよね。

昔、仕事に熱い先輩と話していたときに、私が冷めた感じで

「、、、大企業だと自分の替えは何人もいるじゃないですかぁ? 結局自分がいなくても回る環境って空しくないですか??」

と言ったら

「それは言っちゃいかんことだ!!」

と返されました。

その人は、事実を認識しながらもそこを見ないように日々頑張っていました。仕事に情熱を持っていました。

皮肉とかではなく、大企業で働き続けるというのはそういうことなのです。

仕組みの力を自分の力と勘違いしない

大企業の中で仕事がそこそこできるようになっても、それは仕組みがあってのことだということを忘れない方がいいと思います。

自身が頑張って仕事ができるようになったというのもありますが、仕組みによるところが大きいです。

大企業から離れてみるとよく分かることです。

私は辞めた後に、大企業にいた頃はいかに仕組みに助けられていたか、痛感しました。

大企業の従業員であろうと、会社を一歩出たらただの人です。

決して偉いわけでも、何でもありません。

そのことを忘れないようにしましょう。

与えられた環境を思い切り楽しむ

大企業の従業員は自分の裁量を発揮しにくい環境に置かれていると言えます。

まぁ、そもそもサラリーマンである以上は自分の裁量に限りがあるのは当たり前ですが、中小・零細企業の従業員よりもさらに裁量が少ないと言えるでしょう。

自分が所属する部署やその中での課は、自分の希望で配置してもらえることは少なく、組織事情によって決まることがほとんどです。

大事なことは1つ

与えられた環境を思い切り楽しむ

ということです。

仕事で成果が出ればもちろん楽しいでしょう。

ただ逆に、組織の政治色が強い故に理不尽な怒られ方をしたり、嫌な上司の下に付いてしまうことだってあります。

仕事は馬車馬のようにやって当たり前という環境の中で、ぼろ雑巾のような扱いを受けることもあります。

そんな中でも楽しいところを見れる人、しんどい状況を受け入れながらも楽しめる人が大企業勤務に向いているのだと思います。

逆に以下の記事に書くような内容が当てはまる人は向いていないと言えるでしょう。

まとめ

大企業では優秀な人が抜けても仕事が回る理由と、それを踏まえた上でどういう心構えで働けばいいか、についてお話しさせて頂きました。

ご自分が大企業に向いているか否かの判断基準にして頂ければ幸いです。

大企業が向いていると思う人へ

今回の記事を読んで頂き、自分は大企業でやっていけそうだ! と思える方には

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