副業で電子書籍(kindle本)を出版して月5,000円稼ぐ方法

副業で電子書籍を出版すると稼げるのでしょうか?

具体的にどうやればいいのか知りたいです。

こういった要望↑ にお応えします。

私は、自分の本業に関するブログを日々更新しております。

そしてそのブログからは、アフィリエイト収入と電子書籍(kindle本)の販売収入が発生しています。

これらの収入は副業収入と呼んでいいでしょう。

ブログからの副業収入については、こちらの記事に書きました↓

さて、私の電子書籍の販売収入は毎月5,000円程度あります。

この記事では、そんな私の経験をもとに、副業で電子書籍(kindle本)を出版して月5,000円稼ぐ方法についてお話しします。

なお、この記事では主にコンテンツ作成の方法的な部分をお話しさせて頂きます。

kindle で出版する手順的な話しはネット上に分かりやすい記事がいくつもありますので、最後にそれらの記事を紹介させて頂きます。

副業で電子書籍(kindle本)を出版して月5,000円稼ぐ方法

副業で電子書籍(kindle本)を出版して月5,000円稼ぐ方法

電子書籍で稼げるようになるまでの流れ

まず、電子書籍の販売で稼げるようになるまでの流れについてお話しします。

私自身は以下のステップを踏みました。

①ブログを日々更新する

②ブログ記事の中で人気のあるカテゴリーを探す

③人気のカテゴリーに特化した電子書籍を出版する

④ブログ上で告知する

それぞれ説明していきますね。

①ブログを日々更新する

まず自分のメディアとしてブログを作成しましょう。

ブログは、ある程度長い文章を書くことができて、電子書籍コンテンツの元になるからです。

私自身もブログをやっています。

私の本業はとある士業で、仕事に関することを日々ネタにして更新しています。

大事なことは、誰かの役に立つノウハウを発信することです。

私生活とかを発信するだけでは、誰の役にも立てませんし、一般人の私生活など誰も興味を持ちません。

繰り返しますが、大事なのは役に立つノウハウです。

カテゴリー(記事のテーマの分類)はいくつかあった方が良いでしょう。

私自身は以下のようなことを発信しています。

・自分の士業の仕事内容
・その士業の専門知識
・その士業に就くための資格試験の勉強方法

とにかく、まずは更新を続けて読者を作ることが大切です。

Twitter や Facebook もやって、記事を拡散するようにもしましょう。

こうして、日々記事を更新を続けていると徐々に読者が増えていきます。それは、自分の影響力が増えたことにもなります。

また、記事数が増えることでGoogle などの検索エンジンにも引っかかりやすくなって行きます。

②ブログ記事の中で人気のあるカテゴリーを探す

ブログの更新が日課になったら、人気のあるカテゴリーが出てきます。

Google Analytics でアクセス解析をしてPV数を確認すると、どの記事がどれくらい読まれているか分かるので、人気があるカテゴリーを探すようにしましょう。

その人気カテゴリーこそが電子書籍の題材になるからです。

私の場合は、先に書いたカテゴリーの1つ
「その士業に就くための資格試験の勉強方法」が人気があることが分かりました。

それが分かるようになったのは、合計で150記事(様々なカテゴリーに分類される)ぐらい更新してからでした。

それぐらい発信を続けてると、この記事よく読まれてるな! とか、更新した瞬間からアクセス多いな! とか読者の反応が分かるようになってきます。

③人気のカテゴリーに特化した電子書籍を出版する

さて、人気のカテゴリーを見つけたら、そのカテゴリーのまとめページを作りましょう。

そのカテゴリーの記事のみをまとめて、見やすくしたページのことです。

私の場合、自分が獲った資格試験の勉強方法のカテゴリーをさらに項目を分けて整理していました。

以下のような項目にです。

●30代半ばからの受験
●受験資格
●メンタル・精神論
●試験の勉強方法総論
●予備校のWeb受講
●勉強時間の確保
●各試験科目の勉強方法
●直前期の過ごし方・本試験
●その他

上記の項目ごとに、日々発信してきた記事のリンクを貼っております。

まとめ記事の構成

このまとめページをベースにして、電子書籍の目次を作ります。

そして、その目次に合わせて本文を執筆していきます。

執筆に際しては、これまでに発信してきた1つ1つの記事の内容をリライトする感じで大丈夫です。

既に発信してきた記事のできが良ければ、全く同じ内容でもかまいません。

図が必要な場合も、ブログ内で使っていたものをそのまま使えば大丈夫です。

なお、電子書籍をkindleで出版する手順については後ほど参考になるサイトを紹介しますね。

④ブログ上で告知する

さて、電子書籍(kindle本)を出版したら販売しなければなりまさん。

Amazon 上で本を探す人が検索してくれて売れていくこともありますが、自分でも販促を行うと効果的です。

電子書籍を出版したことをブログでアピールしましょう。

私は、そのカテゴリーのまとめページ(先に説明したもの)の最後で、電子書籍の紹介をしています。

このようにです ↓

記事下での電子書籍の紹介

また、すべての記事の一番最後にも、電子書籍の紹介文を入れていますし、ブログのサイドバー(右側の余白みたいなところ)でも紹介をしています。

「記事1」であればこのようにです ↓

各記事での電子書籍の紹介

Twitter、Facebook でも電子書籍を出版したことを報告しました。

このようにして本の紹介をしたところ、ポタリポツリと売れ出してだいたい毎月5,000円程度の収益を生み出すようになりました。

ちなみにブログのPV数は一番多いときで月11万PVほどありましたが、現在は月6万PV前後です。

PV数は変動しますが、電子書籍の販売収入は PV数によらずおおよそ一定額をキープできています。

おそらく、何回かブログを訪問しているリピーターの方に購入して頂いているのだと思います。

電子書籍の販売価格

kindle 本の販売価格は著者が自分で設定できます。

著者は販売価格の一部をロイヤリティとして貰うわけですが、70%と35%の2つのロイヤリティプログラムが存在します。

それぞれの販売価格の範囲は以下のようになります。

●35%・・・99円 ~ 20,000円
●70%・・・250円 ~ 1,250円

70%のロイヤリティを得るためにはKDPセレクトに入る必要があります。

KDP セレクトの詳細はこちらをご確認下さい。

KDP セレクトに登録すると、していない場合と比べて以下の違いがあります。

・印税率が70%になる
・Unlimited の対象となる
・無料キャンペーンを利用することができる

Unlimited で読まれた場合も収入にはなりますが、収入の額は読まれたページ数によって決まります。普通に販売した場合と比べるとだいぶ低いです。

自分の電子書籍が 10,000円以上の高額で売れる自信があるのであれば、ロイヤリティ35%で十分でしょう。

世の中の多くの本と同じで、1,000円程度の販売価格が妥当だと感じるのであれば、70%の方を選んだ方が良いと思います。

私は、70%のプログラムで、販売価格は1,000円としています。

これで、だいたい月に7~10冊売れています(Unlimited で読まれたページ数は除く)。

1冊売れると、だいたい 640円ほどの収入が発生します。

なお、Unlimited で読まれた分については、読まれたページ数の約50%の金額が収入額となっています。

電子書籍で稼げるようになるまでの時間

ブログの立ち上げから数えると、電子書籍で稼げるようになるまで 1年2ヶ月かかりました。

1年2ヶ月更新を続けて量産したブログ記事を体系化して電子書籍を出版したところ、ポツリポツリ売れているという意味です。

先にも書きましたように、電子書籍の販売を開始してからブログの PV 数が一番多い月で11万PV、普段はだいたい 5万PVぐらいです。

電子書籍の題材の決め方、ブログ記事のまとめには価値がある

電子書籍の題材の決め方、ブログ記事のまとめには価値がある

さて、先にも触れたことですが電子書籍の題材をどう探せばいいか? についてもう少しお話しします。

あなたの過去から現在までを振り返ってみて下さい。

必ず自分の強みと言えるノウハウがあるはずなので、それをブログに書くようにしましょう。

仕事のことでもプライベートのことでもかまいません(単なる日記ではダメです)。

私は昔大企業に勤めていて現在は家業を営んでいるので、大企業と零細企業の両方を知っていることが他の人と違う点だと思い、培ったノウハウをこのブログ記事にもしているわけですね。

自分にとっては当たり前のことでも、他の人からしたらそうではないことはあるものです。

ですので、こんなのノウハウにならんだろう、と思うものでもとりあえずブログで発信してみて下さい。

自分では大したことではないと思っているようなことでも、想像以上の反響を得られることはあります。

発信したコンテンツの価値を決めるのは自分ではなく読者なのです。

PV数などを見て読者の反応がいいと思ったジャンルの記事を増やして行きましょう。

そして、なお読者の反応が良ければ記事の内容をまとめて電子書籍化する、という流れが良いと思います。

電子書籍の内容が、ブログ内の情報とだいぶかぶることもあるかと思いますが、それでも情報を一元的にまとめた書籍には価値があるのです。

あなたが、時間をかけて発信してきた後であれば、既に影響力もできていますし信頼も築けているので「この人が出版した本ならば!」という様に、価値を感じてもらえるのです。

kindle 本を出版する手順が分かるサイト

kindle 本を出版する手順が分かるサイト

コンテンツの内容ができ上った後、実際にKindleで電子書籍を出版する手順につきましては、以下のサイトが参考になります。

簡単すぎる!Kindle出版の方法(Amazonで電子書籍を出版する方法)

Amazon Kindleで自費出版するメリットと出版手続きを解説

まとめ

副業で電子書籍(kindle本)を出版して月5,000円稼ぐ方法についてお話ししました。

電子書籍は、出版までに時間はかかりますが、一回出版してしまえば継続的に収入を生み出してくれる可能性があります。

私は、現在は電子書籍を1冊しか出版していませんが、今後また違うカテゴリーでも出版していく予定です。

副業としてやってみたいと思う方は、是非取りかかって頂ければと思います!