大企業から大企業への転職を考える際に注意すべきこと

今大企業に勤めているけど、不満があるから転職したいです!!
RYO
そうなのですね。転職先はどのあたりの会社を考えていますか?
やっぱり大企業がいいと思っています!

このように↑、大企業から他の大企業への転職を考えている方、ちょっと立ち止まりましょう!

そして、あなたが今感じている不満の本質を考えて頂きたいのです。

この記事では、大企業から他の大企業への転職を考える際に注意すべきことをお話しします。

結論から言えば、大企業にいる限りどうにもならないことに不満を感じている人は、他の大企業に転職しても満足できません。

以下を読んだ上でもなお転職先は大企業が良いと思う方は、一歩踏み出して頂ければと思います!

途中、ちょっとだけビズリーチ、JAC Recruitement という転職サイトのこともお話しさせて頂きます。

どうぞお付き合い下さい。

 

 

 

大企業から大企業への転職を考える際に注意すべきこと

大企業から大企業への転職を考える際に注意すべきこと

今の会社(大企業)を辞めたいと思っている理由は何でしょうか?

他の大企業に転職すれば解決するのでしょうか?

そこをよく考えないと、転職した後も同じことを繰り返してしまいます。

大企業を辞めたい理由は何か?

他の大企業に転職したい理由は人それぞれでしょう。

以下のような理由であれば、その転職はありだと思います。

●今の会社で出世の見込みが無くやる気が出ないので、環境を変えて再起したい
●より給料をアップさせたい
●今の会社の社風が合わないので、より共感できる社風の会社に移りたい
●自分が働きたい地域に勤務地がある会社に行きたい


逆に以下のような理由だと、他の大企業に転職しても事態は変わらないでしょう。

●自分の頑張りがどう業績に反映されているか分からないのが嫌だ
●組織の歯車になっていることに耐えられない
●もっと裁量を発揮できる環境に行きたい


大企業で働くことのデメリットと照らし合わせる

さて、なぜ他の大企業に転職したい理由が大事か? と言うと、大企業にいる以上はどうにもならないことがあるからです。

例えば先にあげた以下のような理由

●自分の頑張りがどう業績に反映されているか分からないのが嫌だ
●組織の歯車になっていることに耐えられない
●もっと裁量を発揮できる環境に行きたい

これら↑ は大企業で働く以上はどうにもならないことなのです。

従業員が数万人いる会社だと、どうしても一従業員は豆粒のような存在です。

ある程度出世できたとしても、会社全体から見れば小さな存在であることに変わりはありません。

巨大組織の中で自分の頑張りが業績にどう反映されているか? なかなか掴めませんし、何年勤めてもどこまで行っても歯車のままです。

会社の舵を取るような裁量は、いつまで経っても与えられません。

以下の記事に、大企業で働くことのメリット・デメリットをまとめてあります。

デメリットとして以下のようなものがあります。

大企業で働くデメリット

これら↑ は大企業で働く以上はどうにもならないことであることを認識して下さい。

ですので、デメリットに端を発する理由で転職を考えているのであれば、事態は変わらないのでおすすめできません。

そういう方は、以下のような別の方法を考えるべきでしょう。

●中小・零細企業に転職する
●家業を継ぐ
●独立する
●フリーランスになる


私は、家業を継ぐ道を選びました。

大企業で働くメリットに魅力を感じるか? 確認しよう

大企業で働くメリットに魅力を感じるか? 確認しよう

さて、大企業から大企業への転職を考えるに当たって、大企業で働くことのメリットに魅力を感じるか? 今一度確認するようにしましょう。

やはり、大企業にメリットを感じていることが大前提です!

メリットとしては以下のようなものがあります。

大企業で働くメリット

メリットの中でも特に大きいのは安定だと考えます。

大企業でも厳しい時代だとか、終身雇用は保証されないとか言いますが、それでも中小・零細企業と比べればはるかに安定しています。

中小・零細企業だとそもそもそういったものは保証されません。

小船よりも大きな船に乗っていた方が安全なのは間違いないでしょう。

他の大企業に転職して自分が満たされると思えるのであれば、一歩踏み出すべきだと思います。

ビズリーチや JAC Recruitment といったハイキャリア向けの転職サイトは、現時点で大企業に勤めている人がさらに好条件の環境に移るために適しています!

 

 

 

大企業から大企業に転職して成功した人達

大企業から大企業に転職した人

私の昔の知人で大企業から他の大企業に転職した人が何人かいますので、事例としてあげておきますね!

関東勤務を希望して転職

私は当時、愛知県に本社があるメーカーにいました。

ホワイトカラーのエンジニアの場合、勤務地はほぼ愛知県内しかありませんでした。

私の同期は、地元は東京で大学も関東で、会社に入ってから学生時代より付き合っていた女性と結婚しました。

ですので、いつかは関東に戻りたいと考えていたようです。

そして、30歳過ぎの係長になる手前で転職活動をし、関東に本社がある同業種のメーカーに移って行きました。

彼は大企業に勤務することを前提に考えていました。

いくら関東に帰りたくても、大企業に転職できないのであれば踏みとどまっていたでしょう。

大企業勤務に大きなメリットを感じていたのです。

ですので、自分の思い通りの転職ができたケースですね。

社風に魅力を感じる会社に転職

私が当時いたメーカーの社風は、どちらかと言えば堅実なイメージのものでした。

チャレンジを推奨するような社風ではなかったのです。

まぁ、大企業である以上はどこでも保守的な面があることは否めませんが、それでもチャレンジ精神を重んじる会社もあります。

私の後輩は、入社してから2年目の時期に第2新卒として転職活動を行い、他のメーカーに移って行きました。

上記のように元いたメーカーよりもチャレンジできる社風に魅力を感じたからです。

移って正解だったようで、楽しそうに仕事しています。

まとめ

大企業から他の大企業への転職を考える際に注意すべきことをお話ししました。

大企業にいる限りどうにもならないことに不満を感じている人は、他の大企業に転職しても満足できません。

しかしそうではなく、あくまでも大企業で勤めることにメリットを感じる人は一歩踏み出すべきでしょう!