転職で大企業に中途採用された人は出世できるのか?

転職希望中の方
中途採用で大企業狙ってるんですけど、入った後出世コースに乗れますかね?

こういった疑問↑ にお答えします。

私は、大企業(大手メーカー)で8年間エンジニアとして勤務した後に辞めて、現在は家業を営んでいます。

私が大企業に勤務していたときにも、同じ部署に何人か中途で入社して来た人がいました。

今日は、自分が大企業で経験したこと・見聞きしたことをもとに、中途採用の人の出世の可能性についてお話ししたいと思います。

転職で大企業に中途採用された人は出世できるのか?

転職で大企業に中途採用された人は出世できるのか?

今回のテーマ、転職で大企業に中途入社した人は出世できるのか?

について、結論から言いますと

RYO
生え抜きの人と比べて不利な面があることは否めません。

だけど不可能ではないです。

順を追って説明して行きますね!

中途採用の人の出世ライバル

中途採用は、採用のタイミングによってスタートラインが違います。

①係長前の採用
②係長としての採用
③課長としての採用

「①係長前の採用」はいわゆる第二新卒というやつですね。どこの企業でも、中途採用の中では一番採用人数が多いはずです。

「②係長としての採用」は入社の段階で係長として入ってくるケースで、採用人数は限られています。

「③課長としての採用」は入社の段階で課長として入ってくるケースですが、滅多に採用はありません。

さて、中途採用の人はそれぞれ入ってきたタイミングで同じ等級の生え抜きの人との出世競争に加わることになります。

出世競争
等級とは?
*等級というのは職能資格のことです。私がいた会社では、A1、A2、A3・・・のように細かく定められていました。

基本1年に1つずつ等級が上がっていきますが、係長・課長などの役職に就くタイミングで人数が絞られるため、そこで出世競争が起こるわけです。

同じ等級の生え抜きの人がライバルになります。

ライバルと出世競争

中途採用の人の出世に関わること

気をつけるべき点

さて、出世に必要な要素は生え抜きの人も中途採用の人も変わりません

以下のようなものになります。

出世に必要な要素
◆自分の努力
・自分の能力を高めること
・偉い人に気に入られること
・目立つ演出

◆置かれた環境
・仕事の内容
・直属の上司
・ラッキーポジション

詳しくはこちらの記事 ↓ を参考にして頂ければと思います。

上記記事の内容に加えて、中途の人が気を付けなければならないことは「自己主張し過ぎないこと」でしょうか。

中途で特に入社して数年の人は、力を見せようとして上司に自分の意見をぶつける人が多いように思います。

上司を言いくるめてしまうと、いいことは絶対にありません。

RYO
自分が上司の立場だったら、メンツを潰されたように感じますよね?

社内人脈

さて、中途採用で入社したばかりの人が不利な点としてまず考えられるのは社内人脈が少ないことでしょうか。

仕事って話しができる人が多い方がやりやすいじゃないですか。

転職先の会社だと、最初は自分のことを知っている人はいないので、日々周囲の人との関係構築をしていかなければなりません。

自分にとって以下のような関係の人は必要でしょう。

●気軽に仕事の相談ができる人
●無理を聞いてくれる人
●情報を流してくれる人

自分を多少ひいき目に助けてくれる人がいることで仕事の成果を上げやすくなります

こういうふうに人と関われるようになるのには、信頼関係が必要なのである程度の時間がかかります。

ですので、中途採用で入社したばかりの人は仕事を覚えることもそうですが、社内の人脈も頑張って作らなければなりません。

仕事を覚え人脈も増えてくれば、生え抜きと仕事のしやすさは変わりません。そうなれば成果を上げれるかどうかは、本人の頑張り次第でしょう。

出世への影響

社歴が長い会社の場合

入社してすぐの人は会社への貢献も少ないです。前職で実績があったとしても、それは転職後の会社での実績にはできないからです。

また、入社したばかりだと偉い人にも顔を覚えてもらえていません。

私がいた大企業はわりと社歴がある会社で人事も堅めでした。例えばある等級で中途入社してきた人が 1年以内に係長・課長などのポストを生え抜きの人と競った場合、中途の人にはどうしても厳しい戦いになりました。

入社後 2~3年が経ち、仕事にも慣れて社内の人脈もできた状態であれば、生え抜きの人と比べて不利になることは無いと思います。後は本人の努力次第です。

中途採用の多い会社の場合

そもそも中途採用の人の方が多い会社もありますよね?

そういう会社であれば、生え抜きと中途で遜色なく評価してくれるでしょう。

ですので、入社後の出世のことが気になるのであれば、中途採用の比率が高い会社を選ぶのも手でしょう。

大企業へ中途採用で入った人の出世の事例

大企業へ中途採用で入った人の出世の事例

私がいた会社での中途採用での出世事例を紹介します。

先にも書きましたように、社歴の長い大企業です。

係長へ第一線で昇進

係長前に中途入社してきて、第一線を進んでいる人がいました。

その人は、入社してから2年後に係長への昇進のタイミングが来て、競争に勝ち抜きました。

わりと自己主張は強いタイプで、その人の上司がたまに困ることもあったようですが、度が過ぎていたわけではなさそうでした。

同業他社から転職してきたので、経験・知識をそのまま活かすことができたようです。

中途入社で即戦力になる人の方が少ないですが、その人は例外的に仕事ができました。

私も参考資料として見させて頂いたのですが、その人が昇進試験の発表のために作ったパワーポイントの資料が素晴らしい出来栄えでした。

昇進試験の発表は自分の実績を喋る場なので、上手にアピールする能力が必要です。そういう点で自分を演出することが上手な人でした。

係長になるのは遅かったけれどその後一気に上り詰めた人

私がいた会社で、ある事業を新規で立ち上げる際に、中途採用の人を数多く採用していました。

その時期に係長前のタイミングで入ってきた人のはなしです。

その人は、入って来てすぐに係長への昇進試験がありましたが、さすがに厳しく昇進できませんでした。

その後も実績に恵まれず(?)、3年くらいは係長に上がることができず、結局係長になった年齢が 37歳の時だったようです。

生え抜きの大学院卒で早い人だと31歳で係長になるので、それと比べれば明らかに遅いです。

ただ、その人は天性の明るさと周囲を引っ張る力を持っていたのです。

人からも好かれる性格でした。

実績も出るようになってからは一気に評価が良くなり、係長になった4年後には課長に昇進しておりました。

普通、係長から課長への出世にかかる期間はどれだけ早くても6年なので、それこそ異例中の異例の巻き返し出世です。

速い

そして、課長であると同時に室長にもなっていました。

室長は職能資格ではなく、課長か次長の人であれば室全体をまとめる立場として就くことがありうるポジションですが、ほとんどの場合は次長が就きます。

課長の立場でなっていることから、かなりのマネジメント力があることが伺えます。

中途入社して最初の出世がうまく行かなくても、そこから巻き返したというもの凄い事例ですね!

中途採用の人は役員になれるのか?

私がいた会社では、中途採用で役員にまで上り詰めたという人は聞いたことがありませんでした。

まぁもちろん社歴が長い会社だったので、旧態依然としていたことは影響していたと思います。

他の会社のはなしを聞いても、やはり社歴が長い会社だと中途入社で役員にまでなることは難しそうです。

それに対して、そもそも中途採用だらけの会社だったら生え抜きか中途入社かは、役員になる上で一切関係ないでしょう。

転職を考えていて、将来かなり出世したい方はそのあたりのこともよく調べた方が良いでしょう。

まとめ

大企業で中途採用の人は出世できるのか? ということについてお話ししました。

「生え抜きの人と比べて不利な面があることは否めないけど、不可能ではない」というのが結論ですかね。

中途採用の方は入社したら、最初はとにかく自分が仕事をしやすくするために、社内の人脈を作ることに必死になった方が良いでしょう。

その前提条件をクリアしないと実績も上げにくいので、なかなか出世競争の土俵に上がることはできないと思います。

逆にそこさえ何とかなれば、あと必要な要素は生え抜きの人と変わりません。

大企業への転職に踏み切りたい方へのおススメ

大企業に中途採用で入社した場合に、出世できるかどうか? には一定のハードルがあることはお分かり頂けたと思います。

しかし、私が見てきた人の中には仕事で成果を残して出世できている人もいたのは事実です。

これらのことを考えて、大企業への転職に踏み切りたい方は

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