若い人でこういった疑問↑ をお持ちの方は多いと思います。
大企業は従業員の数が多く、昇進も制度化されています。
係長、課長、次長、部長という役職につけるかどうかは、人事部と所属部署 両方の評価で決まります。
総じて言えば、社交的で人から気に入られるタイプの人が出世しやすいことは間違いありません。
私は元々、大手メーカー(大企業)で 8年間 技術者(エンジニア)の仕事に就いていましたが、辞めて現在は家業をやっている身です(プロフィールはこちら)。
私が会社を辞めた年齢は 33歳の時で、ちょうどこれから出世競争が本格的にはじまる頃でした。
大企業を辞めた理由はこちらの記事に書きましたので参考にして下さい ↓
40歳となった今、当時の同期の置かれた立場を見ると、やはり出世がうまくいった人とそうでない人で2分化しています。
さて、この記事では、大企業で出世する人の特徴をまとめてみます。
同じ会社の同期や先輩、上司と出世のことについて話すのって何となくタブーになっていて、私自身在籍中は周囲と全然そういう話しができませんでした。
私が大企業の中で体験したこと、見てきたもの、聞いた話を全てお話ししますので少しでも参考にして頂ければと思います。
是非お付き合いください!
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目次
大企業で出世する人の特徴
まずは、人事部と所属部署が昇進の候補者をそれぞれどのように評価するか、ということについてお話しします。
人事部は評価の対象となる人と日頃接することはありません。
ですが、査定の対象となる人の以下のような情報をすべて持っています。
・昇進アセスメント(面接試験)の結果
・社内検定の結果
・TOEIC の点数
・ルール違反の有無
・性格分析結果
・etc
そして最終的な決定権を持っています。
上記の中でも影響が大きいのは「所属部署の推薦」です。
つまり各部署の偉い人たちが議論して、上に上げたい人を推薦するわけです。
日頃の頑張りを部署内の偉い人達に認めてもらえるかが鍵になります。
また、人事部が統括する昇進アセスメントという、全社の対象者を一斉に評価する面接試験がある場合もあります。
私が係長に向けて経験した昇進アセスメントは、全社の対象者を10人ずつ1つのグループとして、各グループごとに10人が順番に同じ面接官3人を相手とした面接を受けて、1位~10位まで順位が付けられるというものでした。
その順位が 9番目、10番目(下位2割)だと、いくら部署の推薦があっても第一線としての昇進(出世コース)は難しくなるというものでした。
でもまぁ昇進アセスメントは一発勝負の面接試験であり準備期間もあるので、よほどの対策不足とか極度の緊張でやらかしてしまわない限りは下位2割に入るということはありませんでした。
下位2割を免れたとして、やはり大事なのは「部署の推薦」でした。
他にも、社内検定の結果や TOEIC の点数などもありましたが、これらは補助的なものに過ぎません。
確かに英語は大事と言われており、役職ごとに満たさなければならない TOEIC 点数の最低のラインはあります。
しかし、仮に TOEIC の点数が 800点を超えていたとしても出世コースを歩めるとは限りません。
さて、ではどんな人が最も大事な「部署の推薦」を受けれているのか? についてお話しします。
私が見てきた限り、部署の推薦を受けるのに必要な要素として「自分の努力」と「置かれた環境」の2つがあります。
●「置かれた環境」というのは、外的要因で自分ではどうしようもないこと
です。
さて、大企業で出世する人の特徴としては以下のようなことが当てはまります。
●「置かれた環境」という面では、花形の業務を担当している人、または人事に強い上司の下にいる人、あるいはライバルが不在のラッキーポジションにいる人
それぞれお話しして行きますね!
自分の努力
何に向けての努力かと言うと、以下の2つになります。
②偉い人に気に入られること
①自分の能力を高めること
自分の能力を高めるというのは、以下の2つを意味します。
・スキルを身に付けること
・調整能力を身に付けること
新卒で部署に配属されてから数年間は、必死に仕事をしてスキルを身に付けることを考えた方がよいでしょう。
最初の5年くらいは、一番仕事のスキルが伸びる時期です。
そして、部署内で「この分野ならオレ」という具合に自分のポジションを作っていかなければなりません。
大企業の部署は人数が 100人を超えているところが多く、同じ部署内でも正直何をやっているか分からない人もいます。
「これをやっている人」という印象がパッと浮ぶ人にならないと厳しいです。
そして、仕事のスキルが身についてきたら、調整能力も大事になってきます。
調整能力というのは、日程の立て方、業務委託の上手さ、打合せの進行などマネジメント力の基礎となるものです。
上に行けば仕事はマネジメントが中心なので、若いうちからその資質は見られます。
例えば技術者の仕事で、未経験のプログラミング言語を使ったシミュレーションをしなければならない場合があったとします。
自分でそのプログラミング言語を覚えて対応するよりも、自分の社内人脈を使って既にできる人に委託して対応した方が、アウトプットは同じでも周囲の評価は高くなります。
上手に立ち回り、周りと連携できる人と見られるからです。
また、打合せも多く開催した方が良いでしょう。
自分1人で解決できることでも、仲間を集めて皆で解決した方が目立ちますし調整能力がある人という印象が強くなります。
(個人的にはこの風潮は好きではありませんでしたが。)
②偉い人に気に入られること
直属の上司、さらに上から気に入られることはとても大事です。
ただし、人事権 (評価する権利)を持っている人に気に入られないと意味はありません。
上司に対して真っ向から逆らうと絶対にいいことはありません。
年配の人を見ていると分かるのですが、あくが強すぎたり、人とぶつかり合うことが多い人は出世からは遠ざかる傾向があります。
自分の主張が正しいと思っても、上司の反応が今一つならば引くべきでしょう。
また、上司(特に力がある人、人望がある人)の指示には、早く対応した方が良いです。
仕事の報告をした際に指摘をもらうことがありますが、そのときに何を求められているか神経を集中させて聞くようにしましょう。
新人の頃によく上が求めることの意味をくみ取り間違えることがありますが、いつまでもそれを続けるとまずいです。
分からなければ、聞き返した方がいいです。そうすれば言葉を変えてもう一度言ってくれます。
聞き返すことはまずいことではないのです(何回もはよくありませんが)。
また、若い頃だと面倒な飲み会の幹事を任されることも多いのですが、そんなものでも言われたらすぐにやった方がよいです。
私が入社4年目のときに、10人くらいのチームで自分が一番下だったので、いつも飲み会の幹事をやらさていたのですが、それに嫌気がさして、2つ上の先輩に愚痴っていました。
「幹事を頑張っても特に褒められるわけでもないし、やって当たり前だと思われているのが嫌なんすよ。」と、、
そのとき、先輩は自分の気持ちを分かってくれましたが、こうも言われました。
「○○君は言われてもすぐにやらないことがけっこうあるからな。。。飲み会の幹事みたいに何の足しにもならないことも、10分あれば店の予約はできるわけじゃん。だから上からフォローされたらすぐにやった方がいいよ。特に人望がある人の言うことを聞かずに嫌われると自分が仕事しにくくなるだけだよ。ちゃんと人を見て仕事をした方がいい。」
と。
打算的な人ではありましたが、真理を突いた言葉でした。
その計算力あってその人は今現在部署の中で出世コースを進んでいるようです。
出世するためには、上から引き上げてもらわなければなりません。
では上はどんな人を引き上げたいかというと、自分が一緒に仕事をしやすい部下、自分に従順な部下ということになります。
誰だって自分の言うことを聞く人がかわいいのです。
よく周囲を観察してみて下さい。
偉い人ほど、もっと偉い人に従順なのが分かると思います。
また、自分が見てきた出世していた人、あるいは現在出世している元同期を見ると、日頃の仕事で上と接するだけではなく例えば以下のようなことをやって上とコミュニケーションを取る機会を増やしていました。
・昼食の時間に社内食堂で部長がいるグループに混じる
・プライベートでゴルフをやる
自分は個人的にはそういうことが好きではないのでやってきませんでした。
(嫌だから会社を辞めたわけですし。)
ただ、出世した人は、こういう上との付き合いをまるで本能のレベルでやっていたように思えます。
本能のレベルというのは、上に気に入られる努力をごく普通に当たり前のこととしてやっていたという意味です。
自分の場合、それをやろうとすると打算的で嫌だとか思ってしまうのですが、逆にそうするのがごく当たり前だと感じて行動に移す人々もいるのです。
体育会系出身者にそういうタイプが多いですかね。
やっぱり学生時代から上を持ち上げることに慣れていますし、それが身体に染みついていますからね。上からも受けがよいです。
ですので、出世したいと本気で思う人は、部署の偉い人と積極的にコミュニケーションを取って、気に入られる努力をとことんした方がよいです。
これはもう間違いありません。
さて、コミュニケーションのはなしを先にしましたがもう一点お話ししておきたいことがあります。
喫煙室って実はすごく密にコミュニケーションを取れる場だと知っていますか?
偉い人でたばこを吸う人もけっこういるので、自分がたばこを吸うことで間違いなく接触頻度が上がります。
私が大企業にいた頃、部長や役員も普通に喫煙室にいました。部長と2人だけのときとか、向こうから話しかけられたこともありました。
また、それだけではなく他に仕事で関わる人とコミュニケーションを取ることもありますし、喫煙室ではじめて話しができるようになった人もいました。
人と話しをしていないときでも、他の人が話していることを聞いているとけっこう重要な情報を入手できるものです。特に偉い人同士の会話だと大事な意思決定の話しが聞けたりもします。
健康も関わることなので、積極的にたばこを吸おう! などとは言えませんが、実は有用なコミュニケーションと情報収集のためのツールであることは間違いありません。
目立つ演出は大事
出世する人は、目立つ演出も上手です。
偉い人の前でプレゼンするときは、自分を PR する絶好の機会と言えるでしょう。
部長クラスの人間と日頃一緒に仕事をすることはなかなかありません。
だからこそ自分の印象をもってもらう機会を大事にしなければならないのです。
資料作成や質疑応答の準備は怠らずにしっかりやった方が良いです。
そういうところで上の目に留まったりします。
出世する人は、大して中身がないことでもあるように見せるのが上手です。それも実力のうちなのです。
あと、意外と大事なのが仕事以外のイベントでの頑張りです。
特に若い頃には、部署の花見や忘年会の幹事を任されたりすることがあるので、そのときの印象が残ったりするようです。
これまた出世していた上司の話ですが、若い頃にある花見イベントのときに豚汁を作ることになったようです。
まぁ、普通ならテキトーにレシピを調べて作りますよね。
でもその人は自分のお母さんに作り方を指導してもらい、事前に作る練習までしたと言います。
当日美味しい豚汁が作れれば、印象がいいですからね。
自分としては正直そこまでやるかよ。。って思いましたが、まぁ、そこが出世する人の違いなのかも知れませんね。
出世している人ほど仕事でもそれ以外のところでも演出を惜しまない印象があります。
置かれた環境
さて、自分の努力の他にもう1つ出世に必要な要素として「置かれた環境」があります。
これは自分ではコントロールできないことなので運に任せるしかないのですが。
以下のようなものがあります。
②直属の上司
③ラッキーポジション
①仕事の内容
私は技術者だったのですが、技術者の仕事も様々です。
1つの部署の中でも例えば、
・次世代型製品の開発
・市場に出ている製品の不具合対応
など様々な仕事がありました。
どうしても次世代型製品のように新しいものが華々しく映るものです。
新しい製品開発で中心的な役割を担っているといった印象が付くと、けっこう有利でした。
しかし、自分が何を担当するかは残念ながら選べません。
キャリア面談で自分の希望は出せますが、そのとおりにしてもらえるとは限りません。
これは技術者の仕事に限らず全ての分野についても言えることでしょう。
②直属の上司
これも大事です。
上司は部下の仕事を吸い上げて自分の成果にします。
それは仕方のないことですが、中には全てを自分がやったように見せるような人もいるのです。
部下の〇〇君が頑張ったってことをちゃんと部長クラスに PR してくれる人と、そうでない人がいるのです。
直属の上司がちゃんと部下を引き上げるべき努力をしてくれる人ならいいのですが、自分のことしか考えないような人だと悲惨です。
また、人事に強い人というのは存在します。上に引き上げたい部下がいたら、計画的にそのための準備をしてくれるような人。
そういう上司の下ならかなり恵まれてると言えるでしょう。
③ラッキーポジション
出世について、ラッキーポジションというのは存在します。
部署内で係長や課長に昇進する候補者となるときにライバルがいない状態です。
人事部から各部署に昇進枠(何人昇進させるか)が与えられます。
例えば係長の昇進枠が1名しか与えられなかった場合に、部署内の候補者も1名のときは、よほどひどくなければその人はまず昇進できます。
はっきり言ってラッキーポジションです。
そういうラッキーポジションにいる人もいれば、逆に昇進枠 2人のところに候補者が7人みたいに激戦区のところもあるわけです。
これは本当に理不尽です。
当時部署が同じだった人で係長、課長と出世が順調に行った人がいたのですが、その人曰く
「オレはいつも昇進のタイミングではライバル不在のラッキーポジションにいた。1年後だったら候補者が多くて大変なことになってた。」
と。
同じ部署内の同期などライバルとなる人の数は自分では調整しようもありませんからね。
これは本当に運任せです。
大企業での出世の事例
私は工学部の大学院卒で入社したので社会人1年目で 25歳でした。
その場合、基本的には同じく大学院卒の同期、自分の 2年前に入社している学部卒の先輩が出世のライバルとなります。
また、中途採用で入ってきた人もライバルとなる場合もありました。
同期は入社して最初はほとんど差がありませんが、係長の役職につくときに出世に差が出始めます。
順調に係長になれる人は後の出世もうまくいく場合が多いです。
どれだけ早く係長になれるかで、ある意味出世の線引きがされてしまうのです。
係長、課長、次長と上に行けば行くほどポストは少なくなっていくので必ず皆どこかで出世が止まるわけですが。
ただ、部署内で一度、評価をランク付けされるとそれを覆すのは容易ではありません。
30代で部署の人員が一線、二線、三線とランク付けされて行き、40歳になった頃には自分の会社内でのゴールがほぼ分かります。
さて、昇進がうまく行った人の例をあげてみますね。
係長、課長と一線で出世コース
係長、課長と一線で行ける人はごく少数ですがいます。
係長に一線で上がれないと、課長に一線で上がるのは厳しいでしょう。
課長まで一線で行ければ最終的に次長にまではなれると思います。
では、係長に一線でなれなければ、逆転は不可能か? と言われればそうではないようです。
昔上司から聞いた話によれば、
「係長に順調に上がれなくても挽回のチャンスはいくらでもある。ただ、本人がめげてしまうことが多い。」
ということでした。
そりゃそうですよね。
大企業は真面目な人が多いです。日頃限界近くまで頑張ってるのに、評価が伴わなければ誰だって落ち込みます。
会社はオレの頑張りを認めてくれないんだ。。。とやる気を無くしてしまっても不思議ではありません。
そういうメンタル面のダメージを受けると、本人が頑張れなくなるので、最初の昇進で係長に順調に上がれることは出世コースを歩む上で重要なのです。
本当に上に上がりたければ、最初からとことん気に入られる努力をしましょう! ということなんです。
自分の当時の同期とこの前に飲んだとき、順調に課長になった人が言うには「上に気に入られることが最重要」ということでした。
もちろん実力も大事です。技術者であれば技術力しかり、マネジメントしかり。
ただ、そうは言ってもある程度年数を積んだ人であれば、実力って人によってそんなに変わるものじゃないんですよね。
1人の天才の力で組織が持っているなんてことはあり得ないです。
大企業だと係長でも課長でも人材の替えはいくらでもいます。
そうなるとやっぱり大事なのは立ち回り方なのですよね。
課長になるときから逆転して一線
係長には一線ではなれなかったけど、課長には一線でなれた人もいます。
メンタル面では難しいことのように思えますが、腐らずに前向きに頑張ったのでしょう。
自分が知っている人は
「あまり気にしないようにした。自己主張をするようにした。」と言ってました。
その同期は、私が会社にいた頃からスーパー前向きなキャラでした。
どれぐらい前向きかと言うと、松岡修造なみかと(笑)
係長のときに第一線から外れても、持ち前のプラス思考で頑張ったのだと思います。
こういうメンタルが持てることは、難しいけどとても大事なのでしょうね。
課長まで二線だったけど最終的に部長になった人
ごくごく稀だと思いますがこういう人も中にはいます。
出世に恵まれず、係長になるときに一線の同期から2年間遅れたようです。
普通ならそこで出世コースからはドロップしてしまうところですが、そこからの大逆転。
課長になるときも一線ではなかったようですが、最後は部署で1人だけの席である部長になるという素晴らしい逆転劇です。
その人が言っていたのは
「自動車メーカーに出向になったときに出向先で顧客の要望に添えるようにすごく頑張った」ということでした。
嫌でもできる役職のピラミッド構造
先に書いたように、大企業の中での役職は係長、課長、次長、部長と上に行けばいくほどポストの数が減りますので、組織がピラミッド状になります。
会社自体がそういうピラミッドを作るように作用しているので、嫌でもそうなって行きます。
最初、入社したときは同期は皆横一線でスタートしますが、年数が経つにつれて出世に差が出てきます。
一線、二線、三線と自分が置かれるポジションが決まっていくのです。
一線と二線の上ぐらいまでは出世がうまく行った方と言えるでしょう。
大企業で働き続ける上では、ピラミッド組織の中で生きる覚悟もしなければいけません。
仕事が生き甲斐という人で、出世コースから外れてやる気が落ちてしまった人は、環境を変えることを考えてみるのも良いと思います。
部署の異動、転職、独立など。再びやる気を取り戻すために。
こちらの記事↓ も参考にして下さい。
他の大企業への転職
出世コースを外れてしまった人は、上記にも書きましたように転職を検討するのも有りだと思います。
他の会社に転職してもサラリーマンであることに変わりはありませんが、環境を変えてやる気を取り戻すために転職は意味があるからです。
高収入案件やキャリア採用に力を入れている転職サイトとして、ビズリーチや JAC Recruitment があります。
どちらも大企業から他の大企業への転職に適したサイトです。
ビズリーチ
ビズリーチは、現時点で年収が500万円超向けの求人を多数取り扱っており、ハイキャリア向けの転職サイトとして知られています。
・専門性の強いスペシャリスト
・マネジメント経験があるジェネラリスト
両方に向けた転職案件があります。
JAC Recruitement
JAC Recruitement も同じくハイキャリア向けの転職サイトで、営業職、技術職(エンジニア)の求人が多いです。
業種で言えば、IT・通信業、機械系・メーカー、外資系企業の求人が多いです。
まとめ
大企業での出世について自分が知っていることをもとに書いてみました。
大企業のサラリーマンは目に見えないレールの上にいるようなものです。
そしてそのレールから脱線すると、なかなか元に戻れません。
出世競争が本格化するのは 30代です。
40歳になった頃には自分の会社の中でのゴールが分かります。
ですので本気で出世したければ、悔いが残らないように若い頃からとにかく出世に必要な努力をするしかないということですね。
それが難しいけど、人の下で働くのは嫌だという人は自分のように自営業者になるなど道を変えるのもありでしょう。
あくまで個人的な意見ですが、大企業で出世しなくても楽しいのは若いうちだけだと思います。
偉くなりたいとかではなくて、少しでも自分が思うように仕事をするためには、上に行くしかないのです。
なお、出世をまったく気にしない・出世欲がまったく無いという人にとっては大企業にいることはかなりいい選択だと思います。
どんなポジションでも中小企業よりも給料が貰えるからです。
自分に合った選択をして頂きたいです。
以下、関連記事になります↓