3年以上大企業で働いていて、このように↑ 感じているあなたへ。
この記事では、私が大企業にいた頃に感じていたことを書きますので、比べてみて下さい。
私は8年間大企業(大手メーカー)で務めましたが、合わずに辞めました。
このサイトは、客観的な立場で記事を書くことを心掛けているので、大企業の良い点も悪い点も両方とも書いています。
大企業が合うと思う人の背中を押すような記事も書いていますし、逆の視点の記事を書くこともあります。
自分個人の立場で言えば、大企業は合いませんでした。
ですので、現在大企業にいる人で「向いていないかも?」と悩んでいる人にこの記事を読んで頂きたいのです。
強く共感できる人は大企業が向いていないと思います。
*少し思い上がったことも書いおりますので、気分を害されたら申し訳ありません。
目次
大企業が合わない人の思考、共感できるあなたは大企業向きではない
会社に慣れるまでは、まだ自分が大企業に向いているか否か分からないものです。
ですので、入社してから 3年以上経っている方に向けてのものということでご理解ください。
私は次のようなことを感じていました。
●自分の裁量で思い切り仕事がしたい
●大した責任負ってる気がしない
●会社が向かっている方向が分からないのが不満
●周りが同じような人ばかりで詰まらない
●自分の替えは無限にいる
●無駄な会議が多くてウザい
●オレに命令するな
●給料が我慢代のようだ
●たまに褒められてもピンと来ない
仕事そのものは好きだ
仕事そのものは大好きでした。
エンジニアとして、自分のスキルが身についていくことにも喜びを感じていました。
ただ、組織というものに対する不満が大きかったです。
自分に何の決定権もないことがどうにも嫌でした。
自分の裁量で思い切り仕事がしたい
実験、図面の作成などの仕事は当然ですが、会社の中の業務です。
こういうことを全て自分の裁量でやれればどれだけ素晴らしいんだ! と思っていました。
上司の許可も取る必要がなく、誰からも文句を言われないという意味です。
有り得ませんけどね。。
大企業だと仕事のために必要なインフラやお金は全て会社が準備してくれます。
一般の担当(役職なし)であっても、承認を貰えれば数百万円のお金を使うこともあります。
しかし、会社は従業員一人一人の満足度までは保証してくれません。
大した責任負ってる気がしない
大した責任を負ってると思えませんでした。
プロジェクトの中の一部を任されているに過ぎないからです。
プロジェクトが失敗に終わっても、一従業員に大きなペナルティがあるわけではありません。
責任感が無いのとは違います。
もっと、責任を持てるポジションで働きたいけれども、事業部長ぐらいにならなければそれは実現しないと思っていました。
会社が向かっている方向が分からないのが不満
会社の業績が良い時も悪い時も、中にいる従業員には何も感じ取れません。
従業員の日常は会社の経営状況とは切り離されています。
景気が良いときも、リーマンショックのように悪いときも、危機的な話ししか降りて来ませんでした。
会社の状況を感じ取れるところと言えば、業績が悪いときに残業時間が制限されるということぐらいだったと思います。
これは私の感受性が弱いのが問題なのかも知れませんが、巨大組織という大きな枠組みに対して起こっていることはどうしても他人事のように感じてしまいました。
ざっくりとした経営状況の説明などはあったと思いますが、それと従業員の日常はなかなか結び付きません。
周りが同じような人ばかりで詰まらない
会社の中、どこを切っても金太郎飴みたいに同じようなタイプの人ばかりなのが嫌でした。
保守的で堅実で挑戦はしたがらない人達という具合にです。
「平日はすごく働いて土日は遊ぶ」という、まぁ当たり前な生活を送っている人たちで、それ以外に特にスキルを身につけたり、現状から抜け出そうと考えてもいなさそうでした。
いい人は多かったですし、個々人に何か不満があったわけではありません。
ただ、会社全体で見たときに、似たような価値観に染められた集団のように感じてうんざりしていました。
このままでは自分の個性が消されちまう、、、とよく焦りを感じていたのを思い出します。
まぁ、これも私が特殊だったんだと思います。
自分の替えは無限にいる
従業員が何万人もいると、自分は豆粒のような存在です。
自分一人が抜けても、組織はぴくりともしません。
替わりの人間が、すぐに補充されるだけです。
そういう状況にすごく空しさを感じていました。
自分は替えのきかない人材だと勘違いできれば、どれだけ幸せだったか? と皮肉めいた言い方ではありますが思ったものです。
実際に、大企業で働き続ける人はそう思っている人が多いです。
そのように自己洗脳しなければ、大企業で働き続けるのは難しいでしょう。
だって、大統領だって総理大臣だって替わるんだから、会社の一従業員が替えがきかないわけないじゃないですか。
無駄な会議が多くてウザい
会議が多く、朝から晩まで一日中会議の日もあります。
大事な会議はあるけれど、無駄な会議も多いと感じていました。
わざわざ人を集める必要もないのに、会議を開催したがる人がいるのです。
時にかなりウザかったです。
しかし、無駄な会議を開催している人の方が、リーダーシップをとって仕事をしているように見られることがあるのです。
偉い人からの評価が高かったりもしました。
なんなんだかなぁ、、、と感じていました。
オレに命令するな
基本的に命令されるのが嫌でした。
それでも、サラリーマンである以上は指示されたことはやらなければなりません。
上司から偉そうに命令されると、いつも心の中では「オレに命令するな」と思っていました、
給料が我慢代のようだ
高い給料と引き換えに何もかもが我慢せないかんのかっ! と感じていました。
給料が我慢代のように感じていました。
高い給料やるんだから、嫌なこと全部我慢して働け! みたいな。
まるで、給料というエサを与えられて飼われている家畜のような気分でした。
正しく社畜ですね。
たまに褒められてもピンと来ない
たまには、仕事を評価してもらえることがありました。
しかし、褒められてもそれで会社にとって何が嬉しいのか全然ピンときませんでした。
巨大組織であるがゆえに、個々人の頑張りがどう業績に反映されているかはとても分かりにくいのです。
よく、個人事業主が羨ましい! と思っていたものです。
自分の頑張りが 100%自分に返ってくる環境だからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が当時感じていたことを、できる限りそのまま表現してみました。
●自分の裁量で思い切り仕事がしたい
●大した責任負ってる気がしない
●会社が向かっている方向が分からないのが不満
●周りが同じような人ばかりで詰まらない
●自分の替えは無限にいる
●無駄な会議が多くてウザい
●オレに命令するな
●給料が我慢代のようだ
●たまに褒められてもピンと来ない
これに共感できる方は、大企業は向いていないと思います。
私は、8年間勤めた大企業を辞めて現在は零細企業(家業)で働いています。
それで正解だったと思っています。
辞めてから分かった大企業の良さを痛感する時期もありました。
しかし、選べる道は一つしかありません。
じっくり考えて、あなたにとって後悔のない選択をして頂きたいです。