退職させてもらえない! その引き止め理由と在職強要へ対抗する方法

退職したいけど、させてもらえない。。

こういった悩み↑ を抱えている方はいると思います。

私自身は、8年間大企業でエンジニアとして勤めた後退職して、現在は家業を営んでいます。

RYO
上司に会社を辞めると伝えた際には、代わる代わる様々な引き止めがありました。

そのあたりのことはこちらの記事↓ に書きましたので参考にして下さい。

私の場合は、まだ穏便に辞めれましたが、世の中には退職させてもらないケースというのがあるようです。

引き止め理由としてどのようなものがあるか? お話しさせて頂くとともに、在職強要へ対抗する方法についてもお話しさせて頂きます。

最後の方で退職代行サービスも紹介させて頂きますね。

退職させてもらえない! その引き止め理由と在職強要へ対抗する方法

退職させてもらえない! その引き止め理由と在職強要へ対抗する方法

退職の意向を上司に伝えたけれど、引き止められることはよくあります。

私自身も実際に引き止められました。

世間一般で、どのような引き止め理由が多いのか? よく聞くものを書いてみます。

甘い話を持ちかけてきた

辞めるという意向を伝えた途端に、甘い話しを持ちかけられることがあります。

例えば、昇給、昇進など自分にとって得になることを約束するといった内容です。

私が会社を辞めると伝えた際には、引き止めの条件として「海外勤務をさせることを約束する」と言われました。

入社したときから海外勤務を希望していたのを上司も知っていたのです。

部長までもが約束すると言っていたので、本気だったとは思います。

しかし、私はそれでも辞めました。

また、研究開発の仕事をしていた私の知人は、上司に辞めると伝えたときに引き止めの条件として「社会人ドクターとして大学にいってもいいぞ!」と言われたそうです。

理系の修士(マスター)卒の人にとっては、社会人ドクターとして大学に通って博士号を取れることは、ある意味誇りなのです。

その人は、その条件を持ちかけられて、正直少し揺れたようですが結局は会社を辞めました。

甘い話しを持ちかけられて踏みとどまるということは、そこまで辞める意思が強くないということになります。それならばそれでかまわないでしょう。

辞める強い意思があったら、甘い話しが来ても跳ねのけましょう。

泣きつかれた

泣きつかれることもよくあります。

後任がいない、人手不足だからという理由でです。

しくこく食い下がられることもあるようです。

私も辞めると上司に伝えたときに、最初は「お前の代わりはいないんだよ」という様に泣きつかれました。

あと「お前が土下座しろと言うんだったら、いくらでもするから踏みとどまってくれ」とも言われました。

人間情があるので、どうしてもぐらっと来るものです。

ですが、冷静になって考えましょう。本当に辞めたいと思うのであれば、一時の感情の揺らぎで踏みとどまることはないはずです。

脅された

脅されることもあります。

家業を継ぐと言って会社を辞めた私の知人は「お前が強引に辞めると言うのなら、辞めた後に変な噂が流れて家業が立ち行かなくなるかもよ」と言われたそうです。

言い換えれば、悪い噂を流すぞ! って言ってるようなものですよね。

また、懲戒解雇にすると言われたという人もいます。

懲戒解雇にされると、離職票に「重責解雇」と書かれるので、その後の人生にも影響が出てしまいます。

また、退職金も貰えません。

まぁ、正当な理由なしに懲戒解雇などできませんが。

聞く耳持たない

退職したい旨を伝えても、忙しいなどと言ってはぐらかされ、なかなか取り合って貰えないということもあります。

単なる時間稼ぎですが、度が過ぎるのはどうかという話ですよね。

引き止められても退職する方法

引き止められても退職する方法

様々な引き止めのパターンがありますが、それでも退職したければ退職すべきでしょう。

引き止められたらどのように退職すれば良いのか? お話しします。

法律、就業規則を確認する

法律上、労働者の退職は自由に行えます。

ただ、民法の規定によると、退職の2週間前までに会社に退職する旨を伝えなければなりません。

就業規則がある会社の場合、辞める数ヶ月(1〜3ヶ月)前までにその旨を会社に伝えること、ということが書いてある場合が多いです。

ですが、就業規則よりも法律の方が優先されます。

円満に退社することを考えれば、就業規則に従って動いた方が良いでしょう。

さて、退職の意向を上司に伝えてもはぐらかされたりした場合、

民法上2週間前に退職を申し入れていれば退職できる

という事実をしっかり伝えましょう。これは法律上認められたことだと。

引き止める権利など無いのです。

毅然とした態度をとる

法律の内容を伝えた上で、毅然とした態度をとるようにしましょう。

自部署でしつこく引き止められたら、人事部や総務部に伝えるのもいいでしょう。

退職をすることは悪いことでも何でもありません。

退職代行サービスを利用する

法律上、退職は認められていることを伝えても、なお会社側が聞かない場合、退職代行サービスを使うと良いでしょう。

退職までの段取りを代行してもらえます。

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日本で初の退職代行サービスです。

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これから退職の意向を上司に伝える人は退職理由をよく吟味しよう

これから退職の意向を上司に伝える人は退職理由をよく吟味しよう

さて、これまで引き止めがあって退職できないということをお話ししてきました。

最初に退職の意向を伝える際に、引き止めにくい退職理由を述べるようにしましょう。

本音と建前と言う言葉があるように、退職時に伝えることは建前でも全然かまいません。

引き止めにくい退職理由というのは、以下のようなものです。

●挑戦したいことがある
●家業を継いでほしいと親に頼まれた
●地元に戻るために転職する
●キャリアアップしたくて、転職先も決まっている

次に向かう前向きな部分があると、「仕方ない」と思ってもらいやすくなると思います。

一方で次のような理由だと改善を条件に引き止められることがあります。

●仕事がつまらない
●給料が安くて納得いかない
●上司と合わなくて嫌だ

会社側に改善の余地があるような場合だと、改善を条件に残ってほしいと言われてしまうことがあります。

まとめ

退職の意向を伝えた際の引き止め理由としてどのようなものがあるか? ということと

在職強要へ対抗する方法について、お話しさせて頂きました。

退職できないなどということはありません。

毅然とした態度で退職の意が変わらないことを伝えましょう。

それでも難航しそうであれば、退職代行サービスを利用しましょう!