本記事では、これらの要望↑ にお応えします。
私は新卒で大企業(大手メーカー)に入社して、8年間務めた経験があります。
※現在は既に辞めており、家業を継いでいます。
目次
大企業の従業員のストレス原因と、溜め込まない方法・発散する方法
大企業の従業員のストレス原因
さて、世の中ストレスの無い仕事などありません。
仕事そのものが激務で納期に迫られ、精神的にきつい思いをする人は多いです。
組織の中で働く以上は、どこでも人間関係のストレスは付き物です。
ではフリーランスは1人だからかストレスが無いかと言われればそのようなことはありません。
彼らは、人間関係のストレスは少なくても、日々仕事を取れるかどうか? というところで強いプレッシャーを感じているのです。
さて、社会人がストレスを感じることは仕方がないとして、
大企業独特のストレス原因として「関わる人の数が多い」ということがあります。
自分にとってにストレス原因になる人がどこかにはいます。
以下のような人です。
●フォローが厳しい人
●攻撃的な人
合わない人
大企業は1つの部署だけでも 100人以上の従業員がいます。
自分一人で完結する仕事はありません。
部署内・部署外の色んな人と一緒に仕事することになります。
●直属の上司
●隣の課の人
●他部署の人
●取引先の人
のうち、どこかに合わない人はいるはずです。
合わない人・嫌いな人と一緒に仕事しなければならないことがあるわけです。
特に、直属の上司と合わないと大きなストレスになります。
毎日接触するからです。
私も合わない上司の下に付いたときは、毎日がしんどかったです。
大企業は組織が流動的でよく人の配置が変わるため、残念ながら長い会社生活の中のどこかでは、合わない上司の下になってしまうことはあるでしょう。
フォローが厳しい人
仕事のフォローが厳しい人もいます。
納期までまだ時間があるのに、電話してきたりメールを送ってきたりする人です。
そういう人からフォローされると、自分が責められているように感じてしまいます。
攻撃的な人
明らかに人を貶めてやろうとする意図が見える攻撃的な人もいます。
●敵対する立場になった時に牙を剥く人
●気分で人を攻撃する人
特に若いうちは攻撃された経験もないので精神的にきついこともあります。
ストレスを溜め込まないようにする・溜まったら発散する
さて、大企業は人が多いので上記のような人間関係のストレスが付き物です。
ストレスは溜め込まないようにすることが大事ですし、
溜まってしまったら発散することも大事です。
ストレスを溜め込まないためには、先に書いたストレスの原因となる人
●合わない人
●フォローが厳しい人
●攻撃的な人
とどのように接するか? がポイントです。
また、溜まったストレスを発散するためには、気心知れた仲間に愚痴ることやプライベートで趣味を持つことなどが大事です。
ストレスを溜め込まないようにする方法
ストレスを溜め込まないようにする方法を、関わる人のタイプごとにお話しします。
合わない人
人対人の関係なので、個人的な相性があるものです。
特に上司は身近な存在なので、相性は大事です。
誰が見てもダメな上司にイライラしているのであれば、その人はいないものとして仕事を進めて良いと思います。
そういう人に何かを期待するだけ無駄だからです。
私が社会人2年目の時の上司が、ぺーぺーの自分から見てもダメな人でした。
どにかく仕事ができないタイプで、部署の課長の中で間違いなく一番しょぼかったです。
上司に長々と相談しても状況をちゃんと理解してもらえず、まともな指示も貰えない状況に困っていたので同じ課の先輩に相談したところ、
「○○さんに相談しても無駄だからやめた方がいいよ。」とはっきり言われました。
その日から、その人に期待するのをやめることにしたのでした。
相談したいことがあるときは、課長とさらに上のポジションの人間である室長も同時に呼ぶようにしました。
そうすることで物事がサクッと決まるようになり、困ることが少なくなりました。
仕事の進め方自体も、自分が主導になって進めるぐらいの気持ちに切り替えてやるようにしたら、大変ではあったもののスキルが身に付いていき徐々に楽しくなっていきました。
ですので合わない人には期待しない、というのは有りだと思います。
また、私の同期は相性が悪い上司の下で1年間我慢しましたが限界を感じて、部長に「違う上司の下に付きたい」と直談判したところ、受け入れてもらえました。
若手社員が部長クラスの人間にこのようなことを申し出るのは大変なことですが、本当に強いストレスになるのだったらそれも手でしょう。
自分の配置を換えれるのは、人事権を持った人間だけです。
あまりしんどければ、合わない人からうまく離れられないか? 考えてみましょう。
フォローが厳しい人
フォローが厳しい人も一定数います。
こういう相手に対しては毅然とした態度が大事だと思います。
自分が約束をちゃんと守っているのであれば、それ以上のことを言われる理由はありません。
心の中で「うるせーな!」って思っていることが伝わるくらいに、態度に出して良いと思います。
私自身の経験を言いますと、フォローがしつこい人が度々自分の席まで来る時期がありました。
こちらは、提出すべきものの期限を守っているので、毎回毎回フォローされる筋合いは無かったので、あるときその人が来たときに目も見ずに生返事を5連発ぐらい返してやりました。
そうしたところ、うざく思っていることが伝わったようで、次から来なくなりました。
まぁ、今となってはこういうやり方は良くないと思うのですが、当時の私は若かったですし余裕も無かったのです。
私の先輩は、あるとき製品開発に携わっているときに、製品の不具合がありその対応に追われていました。
その際に、品質保証部という部署の人が、連日執拗にその人に対して改善策の進捗状況をフォローしに来ていました。
先輩1人の責任ではないことなのに、明らかに攻めるような感じでした。
先輩は大きなストレスから眠れなくなり、そのことを課長と室長に相談したところ、2人からその品質保証部の人に圧力をかけてくれてそれから執拗なフォローがなくなったようです。
力がある人に頼るというのも手の1つでしょう。それでストレスが軽減することがありますので。
あと、フォローしてくる人も実は厳しいフォローを受けていたりするものです。
大企業の人は、だいたいいつも何かの板挟みになっているものなのです。
ですので、「この人も余裕が無いんだな、かわいそうに、、」ぐらに憐れむぐらいのスタンスでいると少しストレスが減ります。
攻撃的な人
攻撃的な人はやっかいです。
反発すると余計に攻撃的になるので、そこがまたうっとうしいものです。
だけどやられっぱなしだと余計になめられます。
私が社会人3年目のとき、自分がいた課と隣の課が関係が悪くなっていた時期がありました。
それでも隣の課とは一緒に仕事をしなければならず辛かったです。
あるとき、私が会議を開催してプレゼンしたのですが、隣の課の課長がわざと私を貶めようとしてダメ出しをしてきたのです。
私は、何とか受け答えしようとしましたが、その人の怒りを買うこととなりしまいには怒鳴られることとなりました。
私は、日頃からその人に腹が立っていたので、怒鳴られた直後 10秒くらい睨みつけてやりました。
それで私の気持ちを伝えたつもりでした。
まぁ、これも若かったが故の行動かも知れません。
目上の人には逆らいにくいのも事実ですが、せめてそれぐらいのことはしておかないと自分がストレスでおかしくなってしまう気がしたのでした。
また、私の先輩は意味なく部下に厳しい上司の元に付いて苦労していました。
ミスの指摘をする際に、人間性までも否定するような言い方をする人がでした。
仕事の仕方も部下の目から見ても正しいとは言えず、まるで趣味をやっているように見えると言っていました。
先輩は、部長に「今度一緒に飲みたいです。」とメールを打ち、差しで飲んで上司のことを話したのでした。
先の例と同じく、一気に部長にそのような話しをするのは本来は大変なことです。
しかし、その部長は下と一緒に飲むことが好きな人で、下の人間から悩みの報告があることを喜んでいたようです。
部署のトップがそういうタイプだと。下にとってはとても助かります。
それから半年後に配置換えがあり、その先輩はやばい上司の下から外れたのでした。
やはり人事権がある人を味方に付けると強いです。
ストレスの発散方法
さて、極力ストレスを溜めないようにしても、どうしても溜まってしまいます。
サラリーマンなので仕方のないことですね。
溜まったストレスはちゃんと発散しましょう!
発散の仕方は人それぞれですが、大きく分けて2とおりあると思っています。
●日常から離れた楽しみ
仕事を理解してもらえる同僚との付き合い
仕事の愚痴をストレートに話すことができる気心知れた同期や先輩は、とてもありがたい存在です。
お互いの愚痴を飲みながら吐きあうだけで、身体に溜まった毒素が浄化されるような気分になります。
私も毎週金曜日は仲のいい同期と飲んでいました。
話す内容はもちろん愚痴ばかりではありません。楽しい話しもたくさんあります。
自分の仕事を理解してくれていて、気心知れた同僚は大切にしましょう!
日常から離れた楽しみ
仕事から完全に離れたところでの楽しみも大事です。
主に土日になりますが、何か仕事を忘れて没頭できるような趣味があったりすると良いですね。
リフレッシュになりますし、それを楽しみに平日頑張れます。
自分の場合は、社会人サークルに入っており、月に数回週末はサークルのメンバーと遊んでいました。
また、カラオケが好きなので一人で行くこともあり、声出して思い切り発散していました。
入社して数年はよく合コンもやりました。
なんか、今となってはそういったプライベートな記憶の方がばんばん思い出せますね(笑)
まとめ
大企業でのストレスの原因と溜め込まない方法・発散する方法について、自分自身の経験をもとにお話しさせて頂きました。
ストレスをため込まないようにすること、発散すること、どちらも大事です。
ストレスが溜まり過ぎるとうつ病になってしまうこともあります。
大企業の従業員は、これまでの人生においてずっと頑張ってきた人ばかりなので、つい無理してしまいがちです。
仕事は大事ですけど、自分を壊してまでやるものではありません。
ストレスから遠ざかることを考えて頂きたいです。